他殺岬 有栖川有栖選 必読!Selection 5 徳間文庫

笹沢左保

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198947484
ISBN 10 : 4198947481
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
375p;15

内容詳細

ペンの暴力か?それとも正義の報道か?美容業界のカリスマ・環千之介の悪徳商法を暴露したフリーライター・天知昌二郎。窮地に陥った環と娘のユキヨは相次いで自殺。残された入婿の日出夫は報復として天知の息子を誘拐、5日後の殺害を予告してくる。ユキヨの死が他殺と証明できれば息子を奪回できる可能性が。タイムリミット120時間。幼い命がかかった死の推理レースの幕が上がった。

【著者紹介】
笹沢左保 : 1930年生まれ。1960年、初長篇『招かれざる客』が第5回江戸川乱歩賞候補次席となり、本格的な小説家デビュー。1961年『人喰い』で第14回日本探偵作家クラブ賞を受賞。テレビドラマ化されて大ヒットした『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説、サスペンス小説、時代小説、恋愛論などのエッセイ他、歴史書等も含む、380冊近くもの著書がある。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 涼 さん

    http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/08/post-049bf6.html 話は予想通りの展開でしたが、表紙カバーに違和感があります

  • おうつき さん

    笹沢作品を読むのは初めてで、セレクションの中から何故かこれを最初に読んでしまった。息子を誘拐されたルポライターが、恨みが筋違いである事を証明する為に女性の自殺の真相を明かそうとするタイムリミットサスペンス。土台の設定に無理があるような気はするが、最初から最後まで中弛みなく読ませる内容だった。真相は最初の出発点からは想像もつかない所にあり、途中途中で意外な方向に話が転がっていくのが面白かった。

  • だるま さん

    膨大な笹沢作品の中から、有栖川有栖さんが厳選したセレクションの第5弾。フリーライター天知の1人息子が誘拐される。犯人は天知の暴露記事が原因で飛び込み自殺をしたと思われる女性の夫で、「5日後に必ず息子を殺す。愛する者を奪われた苦しみを味わえ」と電話をして行方を眩ます。天知は殆ど手掛かりが無いままに5日以内に犯人を探す羽目に・・・というタイムリミット型のサスペンス・ミステリー。章ごとに時間が減っていくのだが、ドキドキ感はあまり味わえず、結末も想定内だった。このセレクション、段々と自分の好みから離れていくなあ。

  • やまだん さん

    ルポライターである天知昌二郎の記事が原因で環ユキヨという女性が自殺する。その夫である環日出夫は、復讐のため、天知の5歳の息子、春彦を誘拐する。身代金目的でなく、120時間天知を苦しめ、その後、殺害するという。春彦を救うためには、ユキヨの死が、自殺に見せかけた他殺であることをを証明し、真犯人を示し、日出夫に、復讐をする必要がないと知らしめるなければならない。そう考えた天知は捜査を行う。タイムリミットが迫る中の捜査というサスペンスに加え、真相の意外性も高い。誘拐ミステリの傑作といっていいデキ(75点)

  • こまちゃん さん

    復刻版シリーズ。やっぱり笹沢作品はいいですね。本格とロマンの融合、全作再読します。

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人物・団体紹介

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笹沢左保

1930年、東京都生まれ。郵政省東京地方簡易保険局勤務を経て、1960年、江戸川乱歩賞次席となった『招かれざる客』でデビュー。翌年、『人喰い』で日本探偵作家クラブ賞を受賞。1972年に始まったテレビドラマ『木枯し紋次郎』シリーズが一世を風靡する。晩年は佐賀に移り住み、執筆活動を続けながら、九州さが大

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