基本情報
内容詳細
アリバイが消えたとき、笑うのは誰だ?本格推理から、サスペンス、そして著者の真骨頂たる宿命小説まで、表題作をはじめバラエティに富んだ八篇をセレクト。一九六〇年前後の社会風俗が活写されているとともに、推理作家としての巧緻が存分に発揮されたベスト・アンソロジー。
【著者紹介】
笹沢左保 : 1930(昭和5)年、東京生まれ、横浜に育つ。郵政省簡易保険局に勤務し、交通事故で自宅療養中に執筆した『招かれざる客』でデビュー。61年、『人喰い』で日本推理作家協会賞を受賞。以後、推理、現代、時代、歴史小説と幅広いジャンルで作品を発表し、一時代を画す。「木枯し紋次郎」など、確かな時代考証と推理小説的な手法を用いた独自の時代小説は、読者の圧倒的な支持を獲得。2002(平成14)年8月、肝臓癌と診断されるが延命治療を断り、10月に逝去
日下三蔵 : 1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。ミステリ・SF研究家、アンソロジスト。編書『天城一の密室犯罪学教程』で第五回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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くさてる さん
読了日:2023/03/07
ネコベス さん
読了日:2022/12/11
だるま さん
読了日:2022/11/05
ふう さん
読了日:2023/01/27
jima さん
読了日:2023/05/19
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人物・団体紹介
笹沢左保
1930年、東京都生まれ。郵政省東京地方簡易保険局勤務を経て、1960年、江戸川乱歩賞次席となった『招かれざる客』でデビュー。翌年、『人喰い』で日本探偵作家クラブ賞を受賞。1972年に始まったテレビドラマ『木枯し紋次郎』シリーズが一世を風靡する。晩年は佐賀に移り住み、執筆活動を続けながら、九州さが大
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