近代アジアの映画産業

笹川慶子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787274137
ISBN 10 : 4787274139
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
648p;22

内容詳細

アジアの映画産業はどのようにして形成されてきたのか。欧州とアメリカの映画がアジアの国や地域でどのように広まり、相互に関係し合って、土着の文化をどう変容させたのか。配給と興行に焦点を当て、19世紀末から20世紀初頭にしぼってさまざまな方向から調査・分析する。それを通して、多種多様なアジア市場の変容を複層的・俯瞰的に読み直す。

目次 : ユニバーサル映画のアジア展開―トム・D.コクレンとアジア/ 第1部 大阪映画産業の誕生とアジア―帝国キネマ演芸(日本映画史のなかの大阪―阪東妻三郎と大阪映画産業/ 大阪映画文化の誕生とその変遷―都市の変容と映画館/ 山川吉太郎と帝国キネマ演芸 ほか)/ 第2部 横浜での映画産業とアメリカ―大正活映(大正活映の興亡と大正末期の日本映画産業/ 東洋汽船の映画事業参入と近代日本―東洋フィルム会社の創設/ 二十世紀初頭の世界流通変動とアメリカ映画のアジア市場開拓 ほか)/ 第3部 近代アジアでの欧米日の映画産業の興亡(シンガポール映画市場でのパテ社の進出と日本/ パテ社のマニラ進出とマニラ映画文化の変容/ マニラ映画市場での欧米の葛藤―アメリカ映画の台頭 ほか)

【著者紹介】
笹川慶子 : 早稲田大学文学部助手を経て2006年に関西大学赴任。17年に関西大学で博士号取得。関西大学大阪都市遺産研究センター研究員(2010‐15年)、早稲田大学演劇博物館招聘研究員(2012年‐)、ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員(2013‐14年)。専攻は映画史、とくに日本映画産業史、アジア映画交渉史、映画流通史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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