体験者27人が語る南京事件 虐殺の「その時」とその後の人生

笠原十九司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784874983553
ISBN 10 : 4874983553
フォーマット
出版社
発行年月
2006年01月
日本
追加情報
:
20cm,327p

内容詳細

南京事件研究の第一人者が、南京近郊の村々や南京城内に生きる体験者を訪ね、それぞれの人生に即して「被害」の実相を聞き取った初めての記録。併せて中国における南京事件研究の歩みと現状を伝える。

【著者紹介】
笠原十九司 : 1944年、群馬県に生まれる。東京教育大学大学院修士課程中退。専攻は中国近現代史。宇都宮大学をへて現在、都留文科大学教授。1984年より南京事件研究に入り、国内での共同研究に取り組むとともに、中国、米国でのシンポジウム等にも参加、国際的な視野からの研究をすすめてきた。99年より南京師範大学南京大虐殺研究センター客員教授、2000年より南開大学歴史学部の客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ロビン さん

    1937年の日中戦争時に松井石根司令官に率いられた日本軍が、南京の中国人兵士・民間人20から30万人を凌辱、虐殺した所謂「南京大虐殺」の被害者27人に著者と中国人研究者が聞き取りを行って纏められた本。まだ7歳や9歳だというのに強姦された女性、家族を惨殺されて孤児となり、人生を破壊された人たちの証言を読み続けるのは非常に苦しかったが、この罪深い歴史の真実に向き合うことは日本人の義務であろう。これだけの被害を受けながら戦後中国は日本に賠償金を要求しなかった。それだけでも彼の国には大恩がある。忘れてはならない。

  • カープ坊や さん

    本日12月13日は 中国に侵略した日本軍が 南京に侵攻して77年目。 10万とも20万人ともいわれる犠牲者。虐殺・強姦・略奪・放火を繰り広げた日本軍。 従軍慰安婦問題同様に 私の祖父達の犯罪なれど 被害者たちの声を真摯に受けとめ 現代の我々が 再び同じ犯罪を起こさないように 歴史的事実をしっかりと次世代に伝えていく事が東アジアの平和と日中韓の友好につながると思う。

  • くだみ さん

    読んでてかなりショックな内容だった。 戦争は人を狂わせることがわかる。戦争とはいえ、日本軍の行為は野蛮で残虐だと思った。国民として悲しくなった。 夏になると戦争の話が多くなるが、そこではどうしても日本が被害国としての話がメインになる。もちろん日本は被害国ではあるが、同時に加害国でもあった事実を認識し、決して忘れてはならないと思った。 今後、日本がこの事件をどう扱っていくのか。 注視していきたい。

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笠原十九司

1944年群馬県に生まれる。東京教育大学大学院修士課程文学研究科中退。学術博士(東京大学)。専攻―中国近現代史。現在―都留文科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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