体内の過剰な水分が恐ろしい病気を招いている 日本の風土を無視してきた現代医学の盲点

笠井良純

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865461121
ISBN 10 : 4865461124
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
215p;19

内容詳細

水分をせっせと取ることは、現在の日本人の生活習慣には悪いことばかりで、良いことはまずありません。水分補給とサラサラ血液は関係がない!冷房が効いた室内の水分補給は危険!塩分の多い、少ないは血圧と無関係!

目次 : 1章 現代の日本人の体は水浸し―水で血液はサラサラにならない(人間の体とは/ 「病」とは熱がこもること ほか)/ 2章 海外の気候と日本の気候―水分補給の必要量が違う外国人と日本人(「水毒」をチェックする方法/ 西洋医学と東洋医学はここが違う ほか)/ 3章 水分の過剰摂取が招く病気―水と熱の代謝で紐解く体調不良の原因(膀胱炎/ 花粉症 ほか)/ 4章 体から余分な水を追い出す漢方薬―生薬の成り立ちから見る効果・効能(漢方の効果/ 桂枝(ケイシ) ほか)

【著者紹介】
笠井良純 : 1959年生まれ。東京薬科大学大学院博士課程前期修士課程修了。薬学修士。渋谷区で大正10年から続く薬局・有限会社笹塚薬局の三代目。大学院修了後、日水製薬株式会社中央研究所勤務を経て実家を継ぐために漢方の勉強を始める。なぜその植物が生薬として使われるようになったのか、を紐解く独自の「生体生薬学」を創設。体の熱代謝と水分と病気の関係を研究し、「体の過剰な水分が冷えの元となって熱が内攻してすべての病気を引き起こす」という理論によって、相談に訪れる患者のさまざまな病気に対し、独自の漢方処方で症状を改善させている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • M.O. さん

    漢方薬局にて勧められて読む。日本のような湿気の多い国では、身体に水分がとどまりやすいそうで、1日2L水分を取ろう!などと言う事は再考の余地ありとの事。頭痛や肩こり等も水分代謝の悪さからくる事が多いようで水分摂取は程々に、との事で少し控えてみている。

  • 山のトンネル さん

    エビデンスがない。水をどの程度飲めば良いかというところについての記載もない。ここからは個人の意見だが、水を飲む/飲まないを議論した時に、結局バランスが大事だと思う。短時間で急激に水を取ると体内のナトリウム濃度などが低下するなど弊害もあるだろうし、何事もバランスを意識したい。

  • ココアにんにく さん

    「皮膚蒸泄」は医療者から聞いたことがあります。日本の気温や湿度。日本人の特性〜トイレの回数が欧米人の半分や平熱の低さなどを加味しての水分補給。NHKニュースの「水分をこまめに」はどうなの?体を冷やす要因「水分の多さ×エアコン・薄着」漢方を取り入れる医師も増えているので説得力があります。「水毒」や「代謝熱の内攻」なども興味が湧きました。「冷えは大敵」と昔からよく言われる理由がわかりました。香辛料などを利用するなどすぐできること。昨年5月のコレステロール値の嘘の話題も書いてあった。

  • Humbaba さん

    人の体が一定ではなくそれぞれの人ごとに違っているように、人が住まう場所の特性もまたそれぞれに違いがある。その違いを無視して一つの方法で成功を収めようとしても、どこかで狂いが生じてしまう。人は水なしには生きられないので水分を摂取する必要があるのは間違いない。ただし、それがどれだけ必要なのかというのは温度や湿度など様々な条件によって変わってくるという視点を持つことも大切になってくる。

  • Humbaba さん

    身体の作りは個人によって少しずつ違っているし、その違いは人種によっても存在する。外国の風習はその国の気候や風土には合致しているかもしれないが、それがそのまま日本人の体と風土に合致しているという保証はない。また、昔は体を動かすことが当たり前だったのに対して現在は肉体労働は少なくなっており、それも健康に対して影響を与えているといえる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

笠井良純

1959年生まれ。東京薬科大学大学院博士課程前期修士課程修了。薬学修士。渋谷区で大正10年から続く薬局・有限会社笹塚薬局の三代目。大学院修了後、日水製薬株式会社中央研究所勤務を経て実家を継ぐために漢方の勉強を始める。なぜその植物が生薬として使われるようになったのか、を紐解く独自の「生体生薬学」を創設

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品