徹底抗戦!文士の森 実録純文学闘争十四年史

笙野頼子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309017129
ISBN 10 : 4309017126
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
追加情報
:
20cm,414p

内容詳細

国家を超え、近代を突き抜けるワン・アンド・オンリー作家の祈りと戦い。日本言語芸術の贅を尽くした罵倒の花園。14年間戦い続けてきた著者の、「純文学」とは何かをめぐる果てしない「論争」。

【著者紹介】
笙野頼子 : 1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。81年、「極楽」で群像新人文学賞、91年、『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年、「二百回忌」で三島賞、「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞、2001年、『幽界森娘異聞』で泉鏡花賞を受賞。2005年、『金毘羅』で伊藤整賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホレイシア さん

    いや、いいなー戦う笙野さん。作品を一通り読んだ直後だけに、こちらも思わず力が入る。この方の場合、御本人が着々と進歩していかれるので、相手がついていけなくなっている。同レベルで戦えていないというか、そこが歯がゆくもあり爽快でもある。もう一度あれやこれや読み返そう。

  • kenitirokikuti さん

    図書館にて。笙野の純文学論争ものを順に読み返している。直接の論争部分ではないところ、後半の小川国夫や加賀乙彦らとの対談はふつうに読めるのだが、笙野怒りの猛抗議パートは、そのときの雰囲気を推し量るのが困難で、読んでて途方に暮れる▲笙野頼子については、50代後半になって、やっと正確な診断を得た(重い膠原病)、という補助線を引くと理解できる、という感じ(当然、本書はその前)。

  • nightU。U*)。o○O さん

    論争自体はほとんど唾するべきなほど下らないものだけど、さすがの物書きだからパフォーマティブに悪罵を振りまきつつ深いところで本質を捉えた笙野の文章が読ませる。ぜんぜん飽きない。ただアーカイブ的な意味もあるため対大塚用文を何度も突きつけられるのはさすがに飽きた。後半の加賀乙彦との対談は互いの中身をさらけだしているようで面白い。この諸歴がひと段落ついた後の後書きを読むとじーんときて、これはまさしく闘争史だったのだーという感じ。「そんな西洋はきだめみたいなバブル後のどんづまりの中に私はいる。」という一言が重い。

  • くままつ さん

    この人の尋常でない言葉へのこだわりが伝わってくる。発せられる言葉へ一切の甘えを許さないところが、かっこいい。いくらでも妥協したり迎合したりしてしまいそうなところで、絶対に手を抜かないんだなあ。業だなあ…。

  • のぞみ子 さん

    この方のすべてが文学なのだなあ。生きること書くこと戦うこと。みっちり詰まった一冊。すごいカロリー。

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笙野頼子

1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大

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