これが結論!日本人と原発 小学館101新書

竹田恒泰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098251285
ISBN 10 : 4098251280
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
254p 18cm

内容詳細

福島原発の大事故から1年、放射性物質はいまもなお漏れ続け、汚染された国土は回復の目処すら立たない。原発は現在、全54基中3基が運転中だが、稼働率わずか5・6%でも電力不足は起こっていない。そんな状況にもかかわらず、原発再稼働に向けた動きが顕在化しつつある。国家にとってエネルギー問題は理想論では語れない重要なテーマだ。地熱、風力、太陽光など再生可能エネルギーで代替できないのは確かだが、ガス・コンバインドサイクル発電という原発より効率的、現実的な発電がある、と著者は説く。日本に原発は必要か―この一冊で日本人の原発問題は決着する。

目次 : 序章 結局、原発をどうしたらよいのか/ 第1章 原発に保守もサヨクもない/ 第2章 1年ではっきり分かったフクシマの実情/ 第3章 原発推進派の5つの嘘/ 第4章 低線量放射線の人体への影響/ 第5章 原発が日本にふさわしくない3つの理由/ 終章 これで原発問題は決着!

【著者紹介】
竹田恒泰 : 昭和50年、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。作家、慶應義塾大学講師(憲法学)。慶應義塾大学法学部卒、専攻は環境学。平成18年に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で、第15回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 糜竺(びじく) さん

    原発推進派の主張を「嘘」だと論破することを試み、脱原発を主張。日本人の感性や国土に原発は不必要であり、天然ガスによる代替発電を提唱していました。もし再度の事故が起きれば日本は消滅しかねないと警鐘を鳴らしています。脱原発派の考えを知る事が出来た。

  • ぽんくまそ さん

    英語での原発についてのディベート体験、日雇い労働者援助活動の経験、そして、イラクで劣化ウラン弾による放射能障害におかされた子供を2人も死をみとったつらい経験をふまえ、圧倒的なデータで明快かつ丁寧に、原発必要論のいんちきを論破していく。

  • Humbaba さん

    現在の技術があれば,天然ガスを使った高性能の発電所を3年程度で作ることができる.つまり,数年あれば脱原発は可能であるということである.確かに原発によってエネルギーが供給されてきたというのは事実である.しかし,この度の震災とそれに伴う被害,また,だいたい手段の有無を考えれば,脱原発という方向性を選ぶことも,充分合理的な判断となりうる.

  • not six さん

    原発断固反対。保守・原発推進vs左翼・反原発という凝り固まったヒエラルキーの中で保守・反原発を貫く竹田さんの姿はどことなく孝明天皇とダブる。原発には愛がない。ではなにがあるか、拝金主義手垢だけ。「吐き気を催す邪悪」を目の当たりにした気分だ。ただ群馬県は少し見直した。

  • 荒岸 凪音 さん

    なぜ今直ぐの脱原発が可能なのか、脱原発しなければいけないのか。分かりやすく書かれています。保守派を自認する人向けの本です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

竹田恒泰

作家、実業家、皇學館大學非常勤講師。1975年、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部法律学科卒。専門は憲法学・史学。『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞受賞。2021年に第21回正論新風賞受賞。近年は、歴史教科書の執筆・出版、古墳型墓所の設計

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品