個展のつくりかた 展覧会を開きたい人のためのガイドブック

竹氏倫子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910795027
ISBN 10 : 4910795022
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

「個展を開くまでにどんな準備が必要?」
「作品は何点ぐらいあったらいいの?」

はじめて個展を開こうとする際には、さまざまな疑問が出てくるはずです。
本書は、絵画や写真、イラストなど日々制作活動をしている人が個展を開くまでのプロセスやポイントをまとめたガイドブックです。
具体的な作業内容だけでなく、展覧会の意義や心構え、美術館から得られるヒントなども分かりやすく解説。さらに「個展を開いて変わること」をテーマに作家やギャラリーとの対談も収録しています。個展だけでなく、二人展や三人展、グループ展にも生かせるヒントやアイデアが詰まった一冊です。

[目次]
1章 なぜ個展を開いたほうがいいのか
・展覧会もひとつの表現
・展覧会はご縁をつくるところ
・展覧会は作家として名乗りを上げる機会
・展覧会の種類
コラム 適切な出品作品の点数とは
・経費の考えかた
・リアルな展覧会とネット上の発表との違い
コラム SNSやホームページ等をどう活用していくか

2章 個展をつくるための準備とプロセス
・個展ができるまで
・展覧会のスタイルを決める
・会期を検討する
・会場を選ぶ
コラム 会期中のイベント
・作品をしぼり込む
・展覧会タイトルを考える
・作品の見せかたを考える
コラム 額縁の役割とは
・展示構成を考える
・DM(案内はがき)をつくる
・ごあいさつ・ステートメント・作家略歴を作成する
・キャプションのつくりかた
・搬入・展示・撤去・搬出の計画を立てる

3章 開催中の過ごしかた・展覧会が終わったら
・展覧会がオープンしたら
・来場者の言葉をどう聞くか
・展覧会は、自作をふりかえるタイミング
・展覧会が終わった後

4章 より自分らしい作品をつくるために、美術館からヒントを得る
・美術館はヒントの宝庫
・作品のサイズと空間の大きさの関係
コラム 実際に作品の前に立ち、その存在感を体験しよう
・作品の魅力を引き出すタイトル
・サインに注目する
コラム さまざまな技法を知る
・展示方法のアイデアを得る
・ポスター、チラシをチェックする
・作家の姿勢に学ぶ

対談 個展を開いて変わること
・イラストレーター Claraさん
・農学博士、日本山岳写真協会員 時本景亮さん
・ギャラリーそら 安井敏恵さん、池田真木さん

【著者紹介】
竹氏倫子 : 1972年埼玉県生まれ。鳥取県在住。鳥取県教育委員会美術館開設準備室学芸員を経て、2013年まで鳥取県立博物館主任学芸員(美術担当)。近代洋画、写真、西洋美術に関する展覧会の企画・運営、植田正治、前田寛治等の作家研究を行う。2014年より個人として美術・写真に関する論考や新聞連載を執筆するとともに、油彩画を制作し、絵画・彫刻グループに所属して発表活動を続けている。その過程で多くの作家や作家志望の人々に出会い、展覧会に関するノウハウを広く伝える必要性を感じ、本書の執筆に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • lonely_jean さん

    いくらSNSが普及しても、リアルな展覧会がなくなることはないだろう。そして、SNSの効果もあり、展覧会を開きたい人は増えているだろう。開きやすい、立ち寄りやすい会場が増えれば、それらは街の、そして人々の心の彩りや潤いとなるはずだ。

  • Go Extreme さん

    作品の持つ存在感をそのまま受け取る機会 視覚以外の物理的特徴を含む作品 小さなひとつの世界が現れる場 サプライズのような出来事の発生 様々なご縁を作る場所 作家としての勘や感覚の醸成 特定のテーマによる理解促進 会場選びの重要性 内容や完成度と会場調和 展示空間の図面作成の必要性 DMは作品を知る唯一のツール 自身の制作活動を振り返る貴重な機会 お礼状作成の推奨 実物の作品に触れる体験の重要性 テーマとコンセプトの区別 作品発表や自己表現の重要な機会 作家としての覚悟と責任感 自己証明の行為としての展覧会

  • な さん

    すでにポートフォリオがつくれるほど作品がある人のための、ほんとに真面目な個展のつくりかた。やろうと思えば適当にできるだろうけど、王道を知っておけば役に立つ!参考になる本だった。

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人物・団体紹介

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竹氏倫子

1972年埼玉県生まれ。鳥取県在住。鳥取県教育委員会美術館開設準備室学芸員を経て、2013年まで鳥取県立博物館主任学芸員(美術担当)。近代洋画、写真、西洋美術に関する展覧会の企画・運営、植田正治、前田寛治等の作家研究を行う。2014年より個人として美術・写真に関する論考や新聞連載を執筆するとともに、

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