量子コンピューターが本当にすごい Google、NASAで実用が始まった“夢の計算機” PHP新書

竹内薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569824987
ISBN 10 : 4569824986
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;18

内容詳細

量子力学の原理を使って複数の計算を同時に行い、スパコンを圧倒的に凌ぐ計算能力を持つ量子コンピューター。少し前まで「実現は早くて21世紀後半」と目されていたが、2011年、カナダのD?Wave systems社が突然、量子コンピューターの発売を発表。当初はその真偽が疑問視されていたが、2013年にGoogle、NASAが導入を決定。この快挙、実は日本人が開発した「量子アニーリング」方式の賜(たまもの)であった。
暗号を軽々と解き、航空機のバグを即座に見つけ、今後社会をがらりと変えていく夢の計算機。量子コンピューターの凄さを、文系も楽しめるように基礎の基礎から解説する。コンピュータ社会をつくりあげたバベッジ、チューリング、フォン・ノイマンら天才奇才の物語も是非ご堪能ください!
(目次より)第1章 そもそも、「計算する」ってどういうこと? 第2章 コンピューターとはなんだ? 第3章 コンピューターは、中で何をやっているのか? 第4章 量子ってなんだろう?第5章 暗号――その華麗なる歴史 第6章 量子コンピューターって、なんだ?  第7章 D-Waveの衝撃!

【著者紹介】
竹内薫 : 1960年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。猫好きサイエンス作家。「サイエンスZERO」(NHKEテレ)などテレビやラジオでも活躍

丸山篤史 : 1971年生まれ。大阪大学大学院医学研究科単位満了退学。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kikuyo さん

    量子コンピュータについて理解したかったがちょっと残念…。予備知識としての計算とは?コンピュータとは?量子とは?とか暗号に関しての話が長過ぎ。結局6章から量子コンピュータの説明になる。親しめるようにとの配慮なのか、いちいち関西弁の合いの手が逆効果。サイエンスライターって何だろうか。6章7章だけ噛み砕いた説明が欲しかったけど、本のタイトルを変えればこれはこれで楽しめるか。

  • 活字スキー さん

    サイエンスライターの竹内さんが、若干ウザめの関西弁で科学数学、そしてコンピュータの歴史をユル〜く紹介。全体の七割ほどは、そんな周辺事項についての話なので、量子コンピュータについてガチで興味がある人は専門書へGO!自分はSF好きのくせして学生時代の理系科目の成績はヒドかったのだが(あ、文系もだ!)、これは楽しく読めて「なんか知らんがなんとなく凄そうだ!」という気分は味わえました。

  • さきん さん

    量子力学の原理を使って複数の計算を同時に行い、スパコンを圧倒的に凌ぐ計算能力を持つ量子コンピューター。2011年、カナダのD‐Wave社が突然、量子コンピューターの発売を発表。当初はその真偽が疑問視されていたが、2013年にGoogle,NASAが導入を決定。この快挙、実は日本人が開発した「量子アニーリング」方式の賜であった。暗号を軽々と解き、航空機のバグを即座に見つけ、今後社会をがらりと変えていく夢の計算機。量子コンピューターの凄さを、文系も楽しめるように基礎の基礎から解説する。

  • チャー さん

    本書は現在研究が進められている量子コンピューターの概要とその仕組みを解説するとともに、コンピューターと数学・物理の関わりについて歴史を追いつつ紹介している。所々に専門的な用語や数式が出てくるが、それらをじっくり読むことで概要の理解を助ける。量子と確率という概念が難解で上手く理解できなかったが、その計算能力の高さと暗号との関わりについて知ることができた。量子と計算の原理についての部分は後半に限定されるが、本書を通じ、歴史の中で偉人たちが積み重ねた研究の結果が現在の技術の発展に繋がっていることを実感した。

  • モモのすけ さん

    量子コンピュータとは関係ないけどここをメモ:「沓冠(くつかぶり)」 吉田兼好「夜も涼し 寝覚めの仮庵 手枕も ま袖も秋に へだてなき風」→語頭と語尾を見ると「よね(米)たまへ ぜに(銭)もほし」。それに対して頓阿の返歌「夜も憂し 妬たく我が背子 果ては来ず なほざりにだに 暫し訪ひませ」→「よねはなし せにすこし(銭少し)」

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