基本情報

内容詳細
日本近現代史の最大の役者は天皇であり、その中心舞台は東大だった―。長い長い鎖国の時代が終わり、日本という近代国家はどのように誕生し、どのように現代へとつながるのか。明治十年に設立され、国家運営の人材を供給しつづけた東大という覗き窓を通して描く。「知の巨人」立花隆による入魂の大作、ついに文庫化。
目次 : 東大は勝海舟が作った/ 明治四年、東大医学部は学生の八割を退学させた/ 初代学長・加藤弘之の変節/ 『国体新論』と「天皇機関説」/ 慶応は東大より偉かった/ 早大の自立精神、東大の点数主義/ 元落第生・北里柴三郎博士の抵抗/ 「不敬事件」内村鑑三を脅した一高生/ 東大国史科の「児島高徳抹殺論」/ 天皇「神格化」への道/ 日露開戦を煽った七博士/ 戸水寛人教授の「日露戦争継続論」/ 戸水事件と美濃部達吉/ 元白虎隊総長・山川健次郎の奔走/ 山川健次郎と超能力者・千里眼事件/ 沢柳・京大総長の七教授クビ切り事件/ 東大経済は一橋にかなわない/ 大逆事件と森戸辰男
【著者紹介】
立花隆 : 昭和15(1940)年長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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リョウ さん
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BLACK無糖好き さん
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人物・団体紹介
立花隆
昭和15(1940)年、長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けた。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10(1998)年司馬遼太郎賞
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