徳の教育と哲学 理論から実践、そして応用まで

立花幸司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784491053783
ISBN 10 : 4491053782
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
180p;22

内容詳細

目次 : 第1部 理論編(徳倫理学(西洋)/ 徳認識論(西洋)/ 認識的不正義(西洋)/ 徳理論と教育/ 東洋における徳の思想)/ 第2部 実践・応用編(道徳教育における徳/ 部活動と徳/ 教師の/と徳/ 学校保健と徳/ 学習支援と徳/ 情報教育と徳/ シティズンシップ教育と徳/ クリティカル・シンキング教育と徳/ 哲学対話と徳)

【著者紹介】
立花幸司 : 千葉大学大学院人文科学研究院助教/ジョージタウン大学メディカルセンター国際連携研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 有智 麻耶 さん

    第1部では、西洋の徳倫理学や徳認識論をはじめとする理論を概説し、アリストテレス的道徳発達モデルや認識的不正義などの分析視角を提示する(なお、第5章は中国思想を取り扱う)。第2部では、道徳教育にとどまらず、部活動や学校保健などを射程に入れた「徳の教育」の実践を紹介する。学部学生の頃、「チャールズ・テイラーの思想でシティズンシップ教育を分析することはできませんか」と、ある先生に質問したところ、「シティズンシップとコミュニタリアニズムとは結びつけにくい」と返されたことを思い出した。そんなことはないじゃないか!

  • kuro さん

    道徳教育について哲学の「徳」をキーワードに読み解いていくのは面白かった。昨今導入された教科としての道徳は、哲学の「徳」の話も巻き込むことでより理解が深まりやすくなるような気がする。

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