126年!なぜ三ツ矢サイダーは勝ち抜けたのか 講談社プラスアルファ文庫

立石勝規

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062813983
ISBN 10 : 406281398X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
16cm,288p

内容詳細

三ツ矢サイダーが誕生してから125年以上になる。1年間で、清涼飲料の新商品は1000点におよぶ。しかし、そのうち生き残れるのはわずか数点のみ。そのなかで長年にわたり生き抜いてきた。戦前は清涼飲料の王様として君臨した。文豪の夏目漱石が「命の水」として頼り、宮沢賢治が天ぷらそばとともに味わい、戦艦大和の乗組員に愛された。戦後はライバルの出現により苦しんだが、2007年には年間売り上げ3000万ケースを達成した。その奇跡の歩みを追う。

目次 : 第1章 夏目漱石と宮沢賢治/ 第2章 サイダーを生んだ大航海時代/ 第3章 サイダー日本上陸/ 第4章 三ツ矢誕生伝説/ 第5章 ビール会社興亡記/ 第6章 戦艦大和とサイダー/ 第7章 三ツ矢、ゼロからの再起/ 第8章 コーラの来襲と荒波を越えて/ 第9章 炭酸飲料異聞/ 第10章 三ツ矢サイダーが愛される理由

【著者紹介】
立石勝規 : ノンフィクション作家。1943年、青森県に生まれる。東北大学卒業後、毎日新聞社入社。東京本社社会部副部長、編集委員、論説委員、論説副委員長を歴任。この間、三越疑惑、田中角栄新金脈、金丸信脱税事件などを取材する。その後、毎日新聞社を退社し、ノンフィクション作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    炭酸水。皇室御用達!?殺菌作用もあり、航海はもちろん外交の場でも活用・・・。加工品も様々。正に世界的な飲料。特に、冷戦下のジューコフ将軍への贈呈が印象に残る。当たり前だが、何事にも歴史あり・・・。サイダーとラムネの違い、及び当時の値段の違いの背景など雑学ネタも盛りだくさん。愛好家も様々。特に、賢治。花巻城跡のやぶ屋!是非行ってみたいが、おそばに炭酸水か・・・。(汗)蛇足だが、”三ツ矢”伝説では「満仲の矢」に一票!(笑)

  • 定年(還暦)の雨巫女。 さん

    父方の祖父は、晩酌は、三ツ矢サイダーだったらしい。亡くなってからも、仏壇には、サイダーがあり、いつも孫たちは、それをありがたくいただく。『漱石日記』に登場した、平野水=三ツ矢サイダーの前身だったそうだ。色んな発見を得られた本。

  • てくてく さん

    アサヒビールの経営史における三ツ矢サイダーの頑張りを確認した本。炭酸水が航海に必要だったこと、ウィルキンソンが日本産だったこと、戦艦大和などでも船員にサイダーなどの炭酸水が愛飲されていたことなどが時代背景と共に説明されていて、社史みたいな感じではあるが、それなりに面白かった。

  • うたまる さん

    アサヒビールの経営不振、合成甘味料のチクロショック、コーラの来襲。これらの荒波をどう乗り越え三ツ矢サイダーが生き残ったのかの、その答えが「安心・安全」でずっこけた。何だ何だ。そんなの食品なら当たり前だよ。癖になる味の秘密や、時代に応じた経営判断などが描いてあるのかと期待していたのに…。また、全体にサイダーが主役というより脇役として語られるエピソードが多く、何とも軸の定まらない作品になってしまっている。この締まらなさは、最後の最後に著者がアサヒビールの顧問であることが明かされ、納得となる。

  • 次へ さん

    「なぜ」の答えが何もない。

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人物・団体紹介

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立石勝規

1943年、青森県弘前市生まれ。東北大学卒業後、毎日新聞社入社。東京本社社会部副部長、編集委員、論説副委員長などを歴任。この間、三越疑惑、田中新金脈、金丸元副総裁脱税事件などを取材する。現在、アサヒビール顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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