必殺シリーズ異聞 27人の回想録

立東舎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845638864
ISBN 10 : 484563886X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;22

内容詳細

金をもらって恨みをはらすアウトロー時代劇「必殺シリーズ」――その50周年を記念した書籍『必殺シリーズ秘史 50年目の告白録』に続く第2弾。前回未収録のプロデューサーインタビューに加えて脚本家を中心に題字、音楽、タイミング(色彩補正)など撮影所以外の関係者にも徹底取材。さらには現場を支えたスタッフの座談会や初期作監督の独占インタビューも掲載。中村主水初登場の『必殺仕置人』50周年を飾るにふさわしい充実の内容でお届けいたします。

【CONTENTS】
R-1
櫻井洋三(プロデューサー)
R-2
野上龍雄(脚本家)
国弘威雄(脚本家)
安倍徹郎(脚本家)
石堂淑朗(脚本家)
早坂暁(脚本家)
村尾昭(脚本家)
松原佳成(脚本家)
保利吉紀(脚本家)
田上雄(脚本家)
R-3
糸見溪南(題字)
田中浩三(製作補)
須佐見成(タイミング)
南野梅雄(監督)
比呂公一(音楽担当)
R-4
中尾ミエ(俳優)
中村敦夫(俳優)
火野正平(俳優)
大熊邦也(監督)

京都映画座談会
石原興(撮影)+園井弘一(編集)
野口多喜子(記録)+高坂光幸(演出部)
林利夫(照明)+中路豊隆(録音)+都築一興(演出部)

COLUMN
富田由起子が語る、早坂暁と必殺シリーズの思い出
必殺シリーズ脚本家・監督列伝 1972-1979

IMAGE
現場スナップ集1・2
『必殺仕置人』美術資料


《著者情報》
高鳥 都(タカトリミヤコ)
1980年生まれ。2010年よりライターとしての活動をスタートし、雑誌を中心にルポやインタビューを発表。著書に『必殺シリーズ秘史 50年目の告白録』、編著に『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』がある。『漫画+映画!』『完全版アナーキー日本映画史1959-2016』ほか共著多数。

【著者紹介】
高鳥都 : 1980年生まれ。2010年よりライターとしての活動をスタートし、雑誌を中心にルポやインタビューを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nishiyan さん

    必殺シリーズの舞台裏を語るインタビュー集第二弾。今回は既に亡くなられた方については過去のインタビューやエッセイなどを収録することで、第一弾ではすくい取れなかった証言を掘り起こしている。今回の一つの目玉は帯にあるように中尾ミエ、中村敦夫、火野正平のインタビューなのかもしれないが、私が一番興味深く読んだのは『翔べ!必殺うらごろし』の音楽担当・比呂公一氏が語るエピソードの数々。あの独特な乾いた世界観には合わせた楽曲制作裏話とお父上の植木等さんとの思い出話はかなり貴重な証言だなと思った。

  • 二笑亭 さん

    時代劇「必殺」シリーズのスタッフインタビュー集。証言が人によって違ったりするが、逆に必殺シリーズを多角的に見ることが出来る内容で良い。圧倒的な情報量と熱量に浮かされあっという間に読了。スタッフに故人が多い中、LDのインタビュー等を再録。野上龍雄、安倍徹郎ほか必殺以外の名作・傑作を生んだ脚本家たちのインタビューは貴重。早坂暁の国定忠治を例に取った人物造形の話が興味深かった。

  • qoop さん

    著者による必殺シリーズ関係者へのインタビュー集第二弾。今回は物故者が生前に書き残した文章なども加えているため、より同時代的証言に近付いている(が、もちろん同時代ではない)。こうした本の常で、関係者といえどもスタンスが違えば見えてくるものも違い、多角的な考察が得られる構成はありがたい。シリーズ中でも「必殺仕業人」は好きなので、中尾ミエ、中村敦夫両氏のインタビューは楽しかった。特に中尾氏の中村氏一言評など……

  • 桂 渓位 さん

    内容からすると、前作の〜正史より楽しめたました📕 シリーズ開始から50年経っても、いまだに初耳のエピソードを知ることが出来るのが、嬉しい限りです🎵 個人的には、シリーズ1、2を争う最高の最終回だと思っていた仕業人#28を、手掛けた安倍先生がそう評価してないことに、驚いてしまいました(^^;

  • c さん

    内容的にはこっちが先に出るべきだと思うが、別媒体のインタビューや文章の転載も多く、前著の好評あってこその企画なのだろう。劈頭を飾る櫻井洋三のインタビューは軽妙で語りも上手く、竹中労による嵐寛寿郎の名著「鞍馬天狗のおじさんは」を連想するほど。櫻井だけで単著を出しても良かったのではないか。ただ現場のスタッフのインタビューでは、櫻井の評判は概ね良くない。記録の野口多喜子には、関西のおばはんならではの冗談だろうが「洋三」と呼び捨てにされている。一方で、脚本家たちには悪く言われていない。そういう役回りということか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品