Nhk出版 学びのきほん 落語はこころの処方箋 教養・文化シリーズ

立川談慶

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784144072628
ISBN 10 : 4144072622
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
追加情報
:
112p;21

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    寝る前に3代目桂米朝の落語を聞くのがマイブーム。上方落語の大阪弁は耳に心地いい。人生負けてもよろし、肩肘張って生きんでよろし、お互い様で甘えまひょと楽な気持ちで笑かしてくれる。人が殺されるなんてぶっそうな話も一切なしや。江戸の貧乏やけど平和な世の中がどこまでも続くような気を抱かしてくれまっせ。明治になって欧米に追い付けやら資本主義やらグローバリゼーションやらなんやかやって、すれっからしの世の中に「落語はこころの処方箋」になるんとちゃいますかいな?「こころのマッサージ」かいな、なんとでもいうとくれやす。

  • しげ さん

    ネットやポッドキャストで好きな時に落語が聞ける便利な時代になりました。落語の起源には諸説有りますが豊臣秀吉の御伽衆(雑談係)や浄土宗のお坊さんと知りました。いずれも1500年頃らしく社会が落ち着いた江戸時代に庶民文化として一気に花開きます。なぜ落語に聞き入ってしまうのか?予々疑問に感じてましたが故談志師匠の言葉を借りるなら「落語とは人の業の肯定」著者の談慶さんやお弟子さん達への矜持、現代は損得勘定のビジネスの様な時代ですが、落語で扱われる損して得とる「商い」の様な人間関係はやっぱり良いです。

  • さぁとなつ さん

    作者は立川談志師匠の18番目の弟子 慶応大学卒で脱サラ 長い前座時期を努め、真打に 苦労をしただけに落語に対する分析もするどい 本書は平易な言葉で、落語がいかに心に効くかがまとめられている 作者は本書を「読むこころのストレッチ本」と言っている 日本人が勝ちに走ったり、働き続けることにこだわる価値観があることに触れ、それが現代にそくしているのかと問題を投げかけている 落語に出てくる与太郎はいろいろな人のしくじりをデータ化した「バカのビッグデータ」と評しているのが面白く、お互い様、迷惑シェアというのに共感した

  • おせきはん さん

    勝ち負け、コスパを気にしない落語の噺を通して生き方について語っています。昭和に生まれ育った者として、昭和の価値観からの転換が不可欠と考えていたところだったので、著者の考え方に共感しました。

  • ちさと さん

    落語を聞きに行く機会があったので。著者は落語立川流真打の立川談慶さん。自称「本格派(本書く派)落語家」らしい(笑)。古くてネタバレしてて、爆笑もそれほどない落語がほっこりする理由は、落語が「人間の業の肯定」だから。ダメな奴の話とかものぐさな奴が失敗する話を聴いて「あぁみんなそうなんだな、それでも良いんだよな」と気持ちが少し楽になる。落語の祖と言われる一人は、豊臣秀吉の御伽衆・曽呂利新左衛門って人だそう。御伽衆は、将軍や大名のそばに侍り、話し相手なんかをして慰労するのが仕事。Youtubeとかないもんね。

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