潜入旧統一教会 「解散命令請求」取材NG最深部の全貌

窪田順生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198657185
ISBN 10 : 4198657181
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;19

内容詳細

洗脳とは、政治との関係は、合同結婚式のその後の生活は、勝共連合の実態とは…日韓の現役信者50人が教団内でも明かさなかった「本音」を激白!不可侵領域の施設、キーマンを日本で初めてルポ!禁断の写真を多数初公開!

目次 : 第1章 「マザームーン」の暮らす宮殿/ 第2章 教団聖地の最深層/ 第3章 韓鶴子が「オーナー」のホテル&リゾート/ 第4章 合同結婚式で渡韓した「日本人妻」たち/ 第5章 政界と教団を結ぶキーマンが語る「洗脳」と「選挙」/ 第6章 現役信者にとっての「山上問題」/ 第7章 教団トップ・田中会長を直撃

【著者紹介】
窪田順生 : テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経てノンフィクションライターとして活動中。『14階段―検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。現在、ネットメディアでコラムを連載中のほか、YouTubeチャンネルも開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヘッジホッグ@Wheezers and Dodgers さん

    統一教会のルポルタージュ。1970年代から自民党の選挙応援に入っていることは知られていて、霊感商法の裁判もされていた。安部元首相の暗殺で急に危険な新興宗教として槍玉にあがった。知らなかったのは韓国ではリゾートを経営していること。宗教を中心とした、財閥のような感じ。日本の宗教でビジネスをこんな大規模でやっているところはないと思う。日本ではオウム真理教のテロの一件があり、怪しい宗教は叩かれやすい状況にあると思う。昔はパナウェーブとかあったなあ。

  • mittsko さん

    無神論者自認のノンフィクションライターである著者 身分を隠した「潜入」ではない フリーのライターとして真正面から旧統一教会の内側の声を聴き上げようとする、という意味での「潜入」… 旧統一教会の教義と教団と信者らに対し、敬意と承認をもって向き合う… この教団といえば問答無用になで斬りにして誰も文句をいわない現状を前に、非常につよい意志を貫いて書かれた一冊です…(=゚ω゚)ノ ボクはこの方針を、敵方寄り、主観的/情緒的、逆張りなどとは一切思わない 著者の云う「寛容」の在り方だと思う その上でなお批判否定する!

  • トト さん

    山上被告が安倍首相を殺害してから、話題に上がることが増えた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と、2世信者に焦点を当てたルポルタージュ。韓国にある聖地の潜入取材から、企業グループとしての側面、韓国内での評判、信者たちへの丁寧なインタビュー、そして田中会長との対談。強すぎる信仰心から起きる問題はどの宗教でもあることで、特定の対象を必要以上に攻撃するメディアの偏向的な報道姿勢と、大衆がそれこそ洗脳されたようになることに対するアンチテーゼ。信仰心も無いのにこの国に2、3割寄付している我々も、ある種のカルト。

  • Akio Kudo さん

    ★ 騙されたと言う印象しかない。カルト教団に近すぎて、客観性がない。

  • Makoto さん

    実際に韓国の教団関連施設へ取材に行ったり、信者へのインタビューを実施したりすることで、被害者側ではなく教団側の視点から旧統一教会の実態について記されている。信者はマインドコントロールされているような様子はなく、テレビやネットから流れてくる情報とは大きく乖離があり、意外だった。発信される情報は、必ず誰かの視点や考えによって偏りをもってしまっているということを忘れてはいけない。

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