わたしたちの「無言館」

窪島誠一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784752005865
ISBN 10 : 4752005867
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
61p 21cm(A5)

内容詳細

若い画学生たちの生命の輝きをつたえる道標。小学生・中学生のための「無言館ガイド」。

目次 : 白い馬 茶色い馬/ 母の像/ シャクヤク/ 家族/ 祖母なつ/ 天女の像/ 風景/ 妹・和子の像/ 曇り日/ 編みものする婦人〔ほか〕

【著者紹介】
窪島誠一郎 : 1941年、東京生まれ。「信濃デッサン館」「無言館」館主、作家。1964年、東京世田谷で小劇場の草分けとなる「キッド・アイラック・ホール」を設立。1979年、夭折の画家のデッサンを展示する「信濃デッサン館」を開設。1981年、生後すぐ別れた実父水上勉との再会までを綴った「父への手紙」(筑摩書房)で、作家デビュー。その後、六十余点におよぶ著作を刊行。1997年、戦没画学生の慰霊美術館「無言館」を開設。「無言館ものがたり」(講談社)で、第四十六回産経児童出版文化賞、第七回信毎賞、第五十三回菊池寛賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • anne@灯れ松明の火 さん

    新刊コーナーで。今春、訪ねた無言館。若くして戦争で亡くなった学生たちの美術品を展示している。これは、その展示品を紹介したガイド本。あの時の胸の痛み、切なさを思い出す。信州上田、なかなか現地まで訪れることができない方には、ぜひこの本を手に取ってほしい。後書きから「『戦争』という歴史が多くの若者たちから『自分を表現する歓び』ひいては『人を愛する歓び』を奪っていった事実を、私たちは忘れてはならない」「絵は愛するものしか描けない」

  • yasuko さん

    無言館とは戦争で亡くなった画学生さんの作品を展示している美術館。そんな美術館があることをこの本で初めて知った。戦争では多くの才能が無残に失われていったんだと痛感させられる。

  • あられ さん

    絵に込められたものはいかばかりのものなのか、語られることのない思い……戦争はいけない 薄い冊子だが、伝わるものの重さに身が引き締まる

  • ゆうちぃ さん

    戦争しちゃダメと、理想や上っ面で言うんじゃなく、心から願わず叫ばずにはいられない。作者の多くが20代30代前半。どんな気持ちで描いたのか、と思うと、胸締め付けられて、たまらなく苦しくなる。 いつかこの長野県上田市にある「無言館」いかねば。平和って、当たり前にあるんじゃない。

  • そーすけ さん

    183*見たことがない作品が掲載されていたので、その点は良い。ただ、『小柏さんが最後につくったのは 「天女の像」 きっと 空をとんで日本に帰ってきたかったんだ』とか、『小ジカの可愛い眼が 絵描きさんになれなかった博さんの 悲しみを あらわしている』とか、勝手に過剰な意味づけをし過ぎている。

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人物・団体紹介

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窪島誠一郎

1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などへて、79年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」(現KAITA EPITAPH 残照館)を創設、1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。2016年、平和活動への

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