ことばのくすり 感性を磨き、不安を和らげる33篇

稲葉俊郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479012290
ISBN 10 : 447901229X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;17

内容詳細

私は「ことば」が「くすり」になると考えています。何気ない1日が、すべて新鮮に感じられるよう、目覚めてから眠るまでをテーマに、33篇を紡ぎました。

目次 : 未明のことば(死について/ 不満と不眠 ほか)/ 朝のことば(新しく始める、ということ/ 「空白」としての朝 ほか)/ 昼のことば(仕事の始まりと「門」/ 表現の泉 ほか)/ 夜のことば(迷子のすすめ/ 眠りこそはすべて ほか)/ 休日のことば(軽井沢の自然/ プラセボと茶道 ほか)

【著者紹介】
稲葉俊郎 : 1979年熊本生まれ。医師、医学博士。軽井沢病院長。山形ビエンナーレ芸術監督。東京大学医学部付属病院時代には心臓を内科的に治療するカテーテル治療や先天性心疾患を専門とし、夏には山岳医療にも従事。医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。国宝『医心方』(平安時代に編集された日本最古の医学書)の勉強会も主宰していた。未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業など、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめぴょん さん

    「ことば」は「くすり(良薬)」にもなるが、「毒」にもなる。そういうことばが紡ぐものに接して、その薬効を味わえる本。以下は印象に残った「ことば」。 (自分の)死が怖いという未知に対する恐怖を取り除くには、理解するしかない。 大切な人と誠意を尽くし、愛を尽くして共に生きると「二人称の死」に際しても後悔しない。 本来その人が目指したかったであろう目的地へ目を向け、それを感謝の念につなげる。 大切なのは水平関係の中で相手を肯定すること。存在そのものを肯定する。→子について特にそのような意識を持った方が良いのかと思

  • vodka さん

    「ことば」はくすり。本を読むことは、自分に合ったおくすりを探すこと。

  • べりちゃん さん

    毎日少しずつ読み進めている。読んでは閉じてその日を過ごす。常に何かに不安とザワザワ感を引っ付けて過ごしているから。ああそうなのかな〜と、腑に落ちそうなフレーズが文章のどこかに隠れている、見つけてそこを行ったり来たり踏みつけてはちょっホッとして本を閉じる。購入してもいいけどなあ・・買っちゃうとなぜか読まなくなるのはなぜ?ゆっくり急いで最後まで読んで返却しなきゃ、と、思う本です。

  • cokiedounuts さん

    非常に文化的で、精神世界を大切にしている医師、という感想。 作者の日頃の考えを述べたもので、くすりになるような、不安を和らげる言葉とは残念ながら、わたしは出会えなかった。ただ、私たちは、なんでも先に情報を取り込んだ上で、頭の中で予想しなかまら行動することが多いけれど、あえて迷子(ほんとの。ふらっとバスに乗って知らない駅で降りてみるという試み)になることで、あちこち注意しながら移動し、未知の感情や心理が湧き起こってくるというのが面白そうだと思った。

  • 工藤俊悟 さん

    ●書くことを仕事にしたいなら、心揺さぶる体験をすべきです。そしてその後に高まった感情が消えてなくなる前に言葉に変換して書き記してみてください。心動かされた時に生まれては消えゆく泡のような不定形な感情が仮にでも保存されます●沸き立つような感情は、すぐには正確に言語化できない。しかし時間が経つと、客観視され、適切な言葉で当てはめる作業に没頭できます●伝えたい、わかり合いたい、という強い思いは、愛や優しさが言葉の中に入り交じるため、言葉の質を底上げしてくれます●自分自身の心と距離をとるための、ひとつの知恵。

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