三種の神器 学研M文庫

稲田智宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784059008163
ISBN 10 : 4059008168
フォーマット
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
233p;16

内容詳細

伊勢神宮・熱田神宮・皇居に分散されて祀られている三種の神器(八咫鏡・草薙剣・八坂瓊曲玉)とは、はたしてどのようなものなのか?なぜこれらの神器が皇位継承のシンボルとされたのか?史書と記録を丹念に読み解き、はるか神話時代から皇室に伝承されてきたとされる、天皇も実見を許されない究極の神宝の実像に迫る!旧版を大幅に改訂増補して、待望の文庫化。

目次 : 第1章 三種神器の現在と即位の礼(剣璽御動座/ 宮中三殿/ 本体と分身 ほか)/ 第2章 三種神器の神話的な背景(神器の出現/ 神器の降臨/ 神璽 ほか)/ 第3章 三種神器の歴史的な経緯(天武天皇と草薙剣/ 神器の継承/ 焼け出された熱田宝剣 ほか)

【著者紹介】
稲田智宏 : 1965年長崎県生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻。國學院大學大学院神道学専攻博士課程後期満期単位取得。神道思想や日本神話に関する研究と執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よしゆき さん

    神器のことがより理解できた。ただし神話の世界から今現存する神器への繋がりは明らかなようで明らかでない。それでいいような気がする。「日本の神は物にも宿る」とあるように古からあり続けているから尊いともいえるし、ものが新調されてもそこに神を見るから尊いともいえる。両面の尊さを揺れ動いてきた歴史にも思えた。

  • kinaba さん

    ☆ ともすれば政治的宗教的思想的に偏りそうな話題になるところを、結論を何かの道具にすることをせずに淡々と述べていて非常に良かった。何本にも分かれた伝承の線が混ざらぬよう整理されていてわかりやすい

  • Kuliyama さん

    三種の神器の歴史、想像上の姿、どのような場面で登場するかといったことも書かれてあり、とても勉強になりました。

  • Fnk さん

    宮中の三種の神器、そして伊勢の神鏡や熱田の神剣について、その神話的背景や歴史の中での動きについて、文献の引用を多様して記してあり、自分のような素人にもとても分かりやすく読むことが出来た。特に宮中での安置のされ方や、宮中行事や祭祀での取り扱われ方など、あまり知ることの出来ない事柄についても詳しく記してあり、とても興味深く、勉強になる内容だった。

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稲田智宏

1965年長崎県生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻。國學院大學大学院神道学専攻博士課程後期満期単位取得。神道思想や日本神話に関する研究と執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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