稲川淳二の怪談冬フェス 幽宴 2018 竹書房文庫

稲川淳二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801917064
ISBN 10 : 4801917062
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
224p;15

内容詳細

「稲川淳二の怪談冬フェス〜幽宴〜」がさる2018年11月24日羽田空港国際線ターミナル内にある「ティアットスカイホール」で開催。イベントの目玉として最も怖い怪談語りを決める「怪談最恐戦」最終決戦が繰り広げられた。その地方予選大会を含む、最恐戦での熱い戦いとなった怪談を纏めて掲載。あわせて、最高顧問稲川淳二の初期の傑作「さまよう人形」と、怪談最恐戦・投稿部門として公募した「最恐戦マンスリーコンテスト」より優秀作を収録した一冊。

目次 : 横で寝ている彼女(あみ)/ クラブの女(響/洋平)/ 記憶(山口/綾子)/ 白い鳥居(伊山/亮吉)/ つかまれる(いたこ28号)/ サービスエリアの老婆(松原/タニシ)/ エントランスの男(伊山/亮吉)/ Kトンネル(山口/綾子)/ 連れて行かれたトンネル(響/洋平)/ 事故物件一軒目(松原/タニシ)〔ほか〕

【著者紹介】
稲川淳二 : 1947年渋谷区恵比寿生まれ。タレント・工業デザイナー・怪談家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    うーん、自分でも意外でしたがこの本はいつもとは違って100%満足とは行きませんでしたね。要するに観客に聞かせるライヴの怪談語りと読者に読ませる小説は全く違うという事ですね。残念ですが、やはり客席にいないと臨場感も怖さも伝わらなくて喋った言葉をそのまま文章に起こしても話者の迫力が感じ取れませんね。そういう意味では稲川淳二さんは真実に偉大だなと改めて思いましたね。また付録の千字以内の投稿怪談14作も今回は心に響く物が皆無でしたね。怪談語りは時間制限から単純な話が多いですが、私好みの複雑怪奇な話を紹介しますね。

  • 澤水月 さん

    翻訳を評するに「横のモノを縦に直すだけではダメ」という言い方を聞いたことがあるが、話し怪談を書き怪談にするのもまた別モノのように思えた(TVでよかった芸人さんネタがいまいちとか)。本として見ると語りでない投稿集の方が玉が多いようにも。冠の稲川さんは語りも文字も別格すぎ

  • てつJapan さん

    【〇】手持ちの怪談を披露し、予選−決戦−優勝と進んでいく形式。予選はいまいち、進むほど読みごたえが出てきます。いわくつきの人形の話が気持ち悪い。桜金造さんの怪談が久しぶり読めたのがうれしいです。

  • ピノピノ さん

    怪談語り部コンテストの内容を収録。決勝は稲川淳二氏と同じ舞台で話が出来るとの事。 怖い話って音響、照明ありきだから文字のみじゃ雰囲気伝わらんだろ。と思ったが想像できてかなり楽しめました。 しかし、幽霊系の話って目が合ったり、話しかけたら取り憑かれる。ってのもなかなか理不尽な話だよな。

  • qoop さん

    題名となっている怪談会で語られた話から何編かをチョイスして文章化した前半と、主催の実行委員会に投稿された怪談実話掌編とを併録した本書。投稿作は書き慣れた印象を受け好印象だが、語りの文章化はこうした形式の弊害を免れてはいない(むしろその典型のよう)。語りを聞けば怖いのかもしれないが、口調そのまま書き写されても伝わらないという当然の感想を憶える。そんな中で掉尾を飾る稲川淳二氏は別格。リズミカルなグルーヴは語りと文章の差を物ともしない。さすがの貫禄。

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