手を眺めると、生命の不思議が見えてくる 奇跡にもほどがある人体のミステリー

稲垣栄洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784259547776
ISBN 10 : 4259547771
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
198p;19

内容詳細

死んだ細胞である「爪」はなぜ伸びるのか?「指毛」は何のために存在するのか?人はなぜ「老いて死ぬ」のか?etc.人の体とその進化。生命の神秘が見えてくる。

目次 : 夏の夜のできごと/ 尊く美しい分身たち/ 死に体の運び屋/ 爪の悲しい細胞/ 不老不死以上/ 昔の私はどこにいる?/ 指と指の間にあるもの/ 個性があることの意味/ イヌの指は何本?/ 謎に満ちた「目」/ つかむための進化/ 指毛と戦いの歴史/ 手に汗にぎる/ 私と世界との間/ あなたという名の生態系/ コップをつかむ不思議/ 名前のない指/ 一兆分の一の紋様/ ナンバー1になる確率

【著者紹介】
稲垣栄洋 : 静岡大学農学部教授。1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院。農学博士。農林水産省、静岡県職を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    肌のターンオーバーは45日。ひと月半で全身の細胞は入れ替わっているのだ。白人は高緯度地方では太陽光を効率よく吸収するためにメラニン色素を失って白い肌に進化したのだ。人間だけが過去にクヨクヨしたり未来にオロオロしたりする。命があるのだから、与えられた命を楽しんだものが勝ちだ。などなど・・

  • kamekichi29 さん

    手の不思議から、生命の不思議を考えたちょっと哲学っぽいエッセイ。生命って不思議なことがいっぱいです。

  • ゴロチビ さん

    「植物に死はあるのか」が面白かったのでこの先生の他の本も読んでみようと思って。文字も大きく児童書のような体裁だが、繰り返しがある所とか前の本にちょっと似ている。生物が進化の過程で重視したのはベストな1つではなく多様性だというのが良いなと思う。新たに知ったこと。指紋は双子でも同じではない。何故なら指紋が形成されるのは胎児期で、子宮環境の影響も受けるから。それならばクローンも指紋は異なるということか。受精の確率の話は10代の頃友人に聞いて感動した直後「人間は皆んなそうだから」と言われて一気に醒めたっけなぁ。

  • すうさん さん

    身の回りにいる色々な生物から極微細小な細胞、はたまた人類の進化の歴史などの話をしながら、科学的歴史的に子供でも理解できるように易しく丁寧に説いている。しかし私が感動したのは、この本が「人は今を生きて、また生かされている」という哲学的な高みに持って行っていることだ。だから読み進める度に一字一句しっかりと噛み締めたくなる。まるで一冊の詩集を読んでいるみたいに言葉が心に沁みてくる。そうして「じっと手を見る」というキーワードに、私たちの悩みや苦しみから向けだすための命の言葉が連なっていく。良書の出会いに乾杯!

  • 北区のまき さん

    農学博士の稲垣先生の新作。え?人体のミステリー?爪だの原子だの汗腺だの。いやぁ博学ですねぇ。 いつもの雑草戦略を期待する人には拍子ぬけ。

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人物・団体紹介

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稲垣栄洋

1968年、静岡県生まれ。静岡大学大学院教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省、静岡県農林技術研究所等での勤務を経て現職。研究に携わるかたわら、身近な雑草や昆虫、生き物に関する著述に励み、著書は一五〇冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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