一晩置いたカレーはなぜおいしいのか 食材と料理のサイエンス 新潮文庫

稲垣栄洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101037417
ISBN 10 : 4101037418
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
240p;16

内容詳細

一晩置いたカレーはなぜおいしいのか?子どもたちはどうしてピーマンが嫌いなのか?ワサビがツーンとする理由は?味、食感、香り、栄養素…すべての謎を解くカギは、食材が生きていたときの姿にあった!数々のベストセラーを送り出してきた研究者の鋭い考察と、料理や食事が楽しくなる「おいしさの秘密」をご賞味あれ。ジャガイモを煮崩れさせない方法など調理の裏ワザも多数紹介。

目次 : どうして野菜を食べないといけないのか―野菜サラダの科学/ 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―カレーライスの科学/ 「ごはんにみそ汁」はなぜ合うのか―朝ごはんの科学/ ピーマンの苦みをなくす方法とは―チャーハンの科学/ 「もやしっこ」は強かった!―お好み焼きの科学/ 救荒食からグルメメニューへ―そばの科学/ お寿司を守る植物たち―お寿司の科学/ 果物の不思議な秘密―フルーツパフェの科学/ 天の川と牛乳の意外な共通点―ショートケーキの科学

【著者紹介】
稲垣栄洋 : 1968(昭和43)年、静岡県生れ。静岡大学大学院教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て現職に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    植物の生存戦略、防衛機能。植物学者に依る、野菜やスパイス、穀物、芋類といった植物由来食物を中心に、科学的な知見を交えながらの解説。せんせーならではの味付けが施されています( ¨̮ )。レシピ本とは違った、料理などにも活かせる豆知識も習得できます。食を巡る生命のシステム、不思議で良く出来ていますね。解説の……解説でなく、タイトルの補足的な追加考察でしたが良いです。「『一日の栄養素が摂れると謳う食品』にゾッとする」って共感。印度カリー子さん、お名前存じ上げませんでしたが、お気に入り登録します‼︎

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥 さん

    やっぱり一晩置いたカレーは美味い。じゃあ何故美味しいのか?と聞かれると、普段からボーっと生きている私はその質問に答えられずにチコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃねぇよ!」と叱られてしまう。そんな食材と料理にかかわるサイエンスエッセイ。子供がピーマンを嫌いな理由は知ってたけど、レタスがタンポポの仲間だとは知らなかったし、果物が熟すと緑色から赤や黄色になるのもそんな理由だったとは。え?何故一晩置いたカレーが美味しくなるのかって?それはこの本を読んでのお楽しみ。(笑)★★★

  • 5 よういち さん

    一晩置いたカレーはなぜ美味しいのか。子どもがピーマンを嫌う理由は? どこかで聞いたことがあるような表面上は知っているけど、その理由までは知らない。そんな食材や料理の秘密を科学的観点から解き明かした本で、実に面白い。◆「いただきます」は生命あるものを頂くから「頂きます」というが、まさに食材には命があったのだと気がつかされる。生きるために食べるを利用して、存続するために食べられるという循環の姿は意外にもドラマチックだ。

  • 佐島楓 さん

    そもそもみんなカレーライスをおいしいと思うのはなぜか? メロンの外側の網状の模様はなに? など、食に関した素朴な疑問を科学的に解き明かした本。読んでいると「あっ、そうだったのか……!」と目から鱗が落ちる発見がたくさんあってとても面白かった。学校の生徒さんが読んだら、理科の勉強が興味深いものになるはず。

  • ホークス さん

    元本は2010年刊。植物研究者による食材の話。大根は茎と根が一体化したもので、葉から近い部分が茎、遠い部分が根。虫や細菌を防ぐ為、根には辛味成分が多い。トウガラシのカプサイシンは人体の防御反応を引き起こす。解毒しようと胃腸が活発化し(食欲増進)、発汗や血流が促され、鎮痛効果のエンドルフィンも分泌(陶酔感)。これが病みつきになる。ニンニクの殺菌力も、身を守る機能を活性化して人を元気にする。ギャンブルや絶叫マシンの興奮を連想した。生物の進化はエラーと共にあり、エラーゼロを目指し過ぎると色々と取りこぼしそうだ。

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人物・団体紹介

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稲垣栄洋

1968年、静岡県生まれ。静岡大学大学院教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省、静岡県農林技術研究所等での勤務を経て現職。研究に携わるかたわら、身近な雑草や昆虫、生き物に関する著述に励み、著書は一五〇冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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