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この恋を殺しても、君だけは守りたかった。 スターツ出版文庫

稲井田そう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784813710530
ISBN 10 : 4813710530
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
275p;15

内容詳細

幼いころから吃音が原因で嫌な経験をし、明日が来ることが怖い高1の萌歌。萌歌とは正反対で社交的な転校生・照道が現れ、毎日が少しずつ変化していく。彼は萌歌をからかっていたかと思えば、さりげなく助けてくれて…。意味不明な行動をする照道を遠ざけたい萌歌だったが、ある日彼も自分と同じような傷を抱えていることを知り…。萌歌を救うために自分を犠牲にしようとする照道を見て、彼女は誰もが予想だにしなかった行動に出る―。ふたりの絆に胸が締め付けられる純愛物語。第5回スターツ出版文庫大賞大賞受賞作。

【著者紹介】
稲井田そう : 神奈川県生まれ。2020年第5回スターツ出版文庫大賞にて『この恋を殺しても、君だけは守りたかった。』が大賞を受賞。現在、小説サイト『ノベマ!』にて執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 稲荷 さん

    学校のスクールカーストや世間に立ち向かおうとする姿勢がよかった。そして改めて、相手に理解してもらうのも、するのも容易でないと感じた。2人がずっと幸せだといいです。

  • 陸抗 さん

    タイトルの過去形が気になり、一気に読んでしまった。小さい頃から吃音のせいで嫌な思いをしてきた萌歌。高校のクラスの片隅で小さくなっていた彼女を見つけた転校生の照道が、やたらと萌歌に構い、困っているとさりげなく助けてくれる。クラスカースト上位の由夏やその取り巻き、由夏に媚びを売る担任の安堂。クラスのいじめの問題って、生徒だけの問題じゃなく、先生がどう関わるかで悪化するなとしみじみ思う。相手の気持ちを考えない上っ面の善意なんて、いらない。萌歌と一緒に一歩進めた萩白先輩と共に、幸せになって欲しい。

  • なみ さん

    吃音に苦しみ、クラスで孤立する少女、樋口萌歌は、転校してきた清水照道の謎の行動に戸惑う。わかりそうでわからない彼の真意に、萌歌の心が揺れ動いていく純愛もの。 メインの2人だけではなく、クラスメイトや教師も人間らしく、生々しく描かれていて、物語の動きに説得力がありました。 最後に萌歌が勇気を出して選択した行動に、胸が熱くなりました。 萩白先輩が格好よくて優しくて好きです。

  • かっぱ さん

    幼い頃から悩まされる吃音を抱えた少女と社交的で明るい転校生の少年が織りなす物語。正義が万人にとって正しいとは限らない。学校という閉鎖的な環境の中で圧迫された日常生活が萌歌の鬱屈とした感情をこれでもかと表している。多感な時期に直面する他人とは違う自分の欠点に苦しまない人はいないだろう。だから痛みなしに人生は送れない。けれど、自身に消えない傷があるように、別の誰かも傷を背負って生きている。照道の自傷とも取れる行為には賛否があることは分かるけれど、それもまたひとつの正義の形。今は正義の輪郭をなぞっている

  • 彩灯尋 さん

    陰キャ吃音持ちの女の子と陽キャ転校生の男の子の恋愛もの。普通に好意を伝えてくれているだけなのにあまりにも卑屈すぎてちょっとモヤっとした。重くて消せない過去はこれからも背負いながら必死に生きていかなければいけないが、お互い理解者ができた今なら大丈夫かな。2人の未来がこのまま良い方向に向かい続けますように。

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人物・団体紹介

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稲井田そう

2020年角川書店より「次期風紀委員長の深見先輩は間違いなく病気」でデビュー。同年第5回スターツ出版文庫大賞にて大賞を受賞。2021年にはオーバーラップノベルスWEB小説大賞にて銀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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