現代史の虚実 沖縄大江裁判・靖国・慰安婦・南京・フェミニズム

秦郁彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163702704
ISBN 10 : 4163702709
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
追加情報
:
20cm,354p

内容詳細

沖縄集団自決強要、南京大虐殺、従軍慰安婦強制連行などの歴史的事実の歪曲がなぜ生じるのか。自虐でも自尊でもない実証的な歴史観をもって検証。現代史家の権威がその謎を解明する歴史評論集。

【著者紹介】
秦郁彦 : 1932(昭和7)年山口県生まれ。1956年東京大学法学部卒業。ハーバード大学、コロンビア大学留学、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学、日本大学各教授を歴任。法学博士。『昭和史の謎を追う』(文藝春秋)で1993(平成5)年度菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おい さん

    様々なテーマに関して作者の思いや調査結果が記述されており、かなり興味深い内容も多いが、同じテーマの内容がバラバラの章にあったり、本全体として頭をかしげてしまうようなテーマがある等、ややもったいない感がある。 ★★★

  • inokori さん

    サブタイトルどおり,大江健三郎の『沖縄ノート』記述による名誉毀損訴訟や安倍元首相期の米下院・従軍慰安婦決議などの現代史が関わる事件や国際問題からフェミニズム,喫煙をめぐる問題まで,主に保守系論壇紙・誌に著者が寄稿した文章の集成.バリバリの実証主義で勉強になるし,勝手に人柄を想像して憧れる.ふだんあまり掲載誌のような保守系新聞・雑誌等を読まず,どちらかというと戦後民主主義による歴史教育にどっぷりつかって,新聞も日曜日だけ朝日を買う(読書欄と書籍広告を読むため)あたしだが(爆).

  • ぐうぐう さん

    右にも左にもぶれない実証主義として秦氏の視点には好感と説得力が持てる。

  • こばこ さん

    とにかく「流されず」、資料に基づき淡々と自論を述べていることに好感。 沖縄に来て1ヶ月半ということで、「沖縄ノート」の件を注意深く読ませてもらったが、この本を通し、沖縄という地は「本土と違う」点を売り物にして生きているのかもしれない、という疑念を抱くにいたった。

  • 産廃屋 さん

    秦のアイロニカルな一面が、前二著に比べやや影を潜める。

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秦郁彦

1932(昭和7)年、山口県生まれ。1956年、東京大学法学部卒業。ハーバード大学、コロンビア大学留学、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学教授を経て、日本大学法学部教授を2002年に退職。法学博士。『昭和史の謎を追う』上下(文春文庫、1999年)で1993年度菊池寛賞を受

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