美術で読み解く聖母マリアとキリスト教伝説 ちくま学芸文庫

秦剛平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480092632
ISBN 10 : 4480092633
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
秦剛平 ,  
追加情報
:
15cm,339p

内容詳細

聖書の解説から西洋名画の見方が大きく変わる、楽しい3冊シリーズ。第3弾は「聖母マリア」篇。イエスを「神の子」とする解釈はどのようになされたのか、樹木の育たない荒野の中の町・エルサレムではたして十字架を作りえたのか?マリアの処女性を強調する伝説、神とその背後にある「三位一体」説、「神の子殺し」の罪状をユダヤ民族へと巧妙に転嫁した初期キリスト教の物書きたち…。名画の裏に隠されたキリスト教の衝撃の歴史を読む。カラー口絵付、学芸文庫オリジナル。

目次 : 第1章 聖母マリアの誕生物語/ 第2章 カタコンベとドウラ・エウロポス/ 第3章 ラベンナのモザイク画―裸のイエス/ 第4章 「三位一体の教え」と「醜悪なる神」の登場/ 第5章 聖十字架伝説―十字架の発見物語/ 第6章 「神の子殺し」の告発と救いのないキリスト教美術/ ウェブから世界の名画を引きだそう

【著者紹介】
秦剛平 : 1942年生、現在、多摩美術大学教授、オックスフォード大学客員研究員、ヨセフス・セミナー運営委員、ヘレニズム・ユダヤ教部会運営委員(聖書文学協会、アメリカ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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