基本情報
内容詳細
序 章 ナボコフと読者たち(オーディエンス)
1 ナボコフ、アメリカ上陸/2 新天地でのロシア語活動/3 「ロシア詩の夕べ」/4 『ロリータ』以後/5 ケンブリッジ凱旋 ほか
第一章 亡命の傷――アメリカのロシアで
1 亡命、二言語使用、翻訳/2 亡命文学史上の「V・シーリン」/3 亡命者たちの英語作家ナボコフ評/4 アメリカのなかのロシアで/5 プニンたち ほか
第二章 ナボコフとロフリン――アメリカ・デビューとモダニズム出版社
1 アメリカ作家になる方法/2 ただ愛のために/3 パウンドの「啓示」とニューディレクションズ誕生/4 セバスチャン・ナイト――近代世界の殉教者として/5 ロフリンの歓迎 ほか
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第三章 注釈のなかのナボコフ――『エヴゲーニイ・オネーギン』訳注から自伝へ
1 『エヴゲーニイ・オネーギン』翻訳と注釈/2 埋めこまれた記憶/3 自己言及癖のある語り手/4 注釈――第四章十九連四−六行/5 決闘の謎 ほか
第四章 フィルムのなかのナボコフ――ファインダー越しに見た自画像
1 被写体としてのナボコフ/2 「捕虫網をもった芸術家」/3 「愛妻家ナボコフ」/4 ぼく自身のための広告/5 そしてアイコンへ ほか
第五章 日本文学のなかのナボコフ――戦後日本のシャドーキャノン
1 円城塔――蝶に導かれて/2 ナボコフ日本上陸とその周辺/3 丸谷才一 ――モダニズムと私小説批判/4 「樹影譚」――「捏造」された「起源」/5 大江健三郎――晩年の傾倒 ほか
第六章 カタログのなかのナボコフ――正典化、死後出版、オークション
1 「欲望」の対象としての『ロリータ』/2 世界一高価な『ロリータ』/3 正典化されるナボコフ/4 売り払われる遺産/5 ドミトリイ・ナボコフ――父の代理人 ほか
おわりに
アメリカ到着後の年譜と地図
引用元クレジット一覧
図版一覧
索引
【著者紹介】
秋草俊一郎 : 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、ハーヴァード大学研究員、東京大学教養学部専任講師などを経て、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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harass さん
読了日:2020/06/19
donut さん
読了日:2018/10/29
parakeet_woman さん
読了日:2019/07/27
でこぼこ さん
ときのき さん
読了日:2018/08/03
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