星は見ている 全滅した広島一中一年生父母の手記集 平和文庫

秋田正之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784284801010
ISBN 10 : 4284801015
フォーマット
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
19cm,198p

内容詳細

ヒロシマ、ナガサキ、沖縄…。今語り継ぎ、子どもにつたえる、戦争の悲劇と平和への祈り。勤労奉仕中、原爆により全滅した広島一中1年生の父母33人の哀切の訴えをまとめた手記集。

【著者紹介】
秋田正之 : 明治29年(1896)3月25日〜昭和50年(1975)10月2日。広島市議会議員を、昭和17年(1942)6月から昭和42年3月まで五期二〇年間務める(昭和26年5月から翌年4月まで一年間市議会議長)。昭和21年秋に結成された広島一中原爆死没者遺族会の会長を亡くなるまで務めた。その間、毎年7月に広島一中原爆死没者慰霊祭を行った。また、29年、手記集『追憶』(私家版。八六篇収録)並びに『星は見ている―全滅したヒロシマ一中一年生・父母の手記集』(『追憶』のダイジェスト版。鱒書房・昭和29年8月刊)の編集に際して中心的役割を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 有 さん

    あの広島の原子爆弾から9年後に集められた、広島一中生徒の父母による手記。私は戦争の日本を知らず、戦後の日本も知らない。学校の教科書数ページ程で、戦争をしてはいけませんと学ぶ。それだけで良いのか。戦争と平和を、身近に考える日本人は減り行く一方にならないか。風化されてはしまわないか。何も知らない私は戦争を全くとして現実と結びつけられない。でも、過去があっての今だとはわかる。先人が語り継いで欲しいと願う言葉。日本に生まれた身として、受け止め自分なりに考え、また語り継ぐ使命を忘れてはならない。

  • きゆやすか さん

    新聞記事きっかけで。以前、単行本で見かけて気になっていたけど、そのままにしていた。この平和文庫版は手にとりやすい。ちょっとずつ読んでいこう。

  • ふたご星 さん

    恐らく、この手記を残されたご家族も既にご存命ではないのではないかと、推測致します。語るに語りきれないこの世での生を終えられたと同時に、愛しい我子の元へと旅立たれ、あれほど探し続けた息子、身を切るような別れをした息子ともう再会されたのではないかと想像すると、少し安堵します。原爆を生み出した人類、現在のこの国の状況に憂いてしまうばかりで、いつも言葉に表せません。

  • みゆたん さん

    「夜通し呻いていた人たちは、東の空の白む頃は静かになりました。夜が明けてからよく見ましたら、みんな死んでいました。」---服も髪も燃えて、顔が爛れて目が開かなくなって、家族に会えないまま独りぼっちで暗闇の中で死んでいった少年たち。それでも死の瞬間まで日本の勝利と戦争の正当性を信じていた。数日後には戦争が終わった。やるせない。

  • ARI さん

    虫の知らせというのか、8月6日の朝、「学校に行きたくないな〜」と思った生徒や「今日は子供を休ませた方がいい」と思った親が多くいた事に驚いた。広島一中という学校はとても優秀な少年たちの集まりであったこと、そして、その一人一人が素晴らしい少年だったこと。。。本当に言葉がない。。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

秋田正之

明治29年(1896)3月25日〜昭和50年(1975)10月2日。広島市議会議員を、昭和17年(1942)6月から昭和42年3月まで五期二〇年間務める(昭和26年5月から翌年4月まで一年間市議会議長)。昭和21年秋に結成された広島一中原爆死没者遺族会の会長を亡くなるまで務めた。その間、毎年7月に広

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品