道元禅師の『典座教訓』を読む ちくま学芸文庫

秋月龍a

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480096968
ISBN 10 : 4480096965
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
秋月龍a ,  
追加情報
:
336p;15

内容詳細

曹洞宗の開祖・道元は、留学先の宋で二人の老典座(禅寺の食事を調える役僧)に出遭い、日常のすべてが仏道修行であり、そこに本務と雑務の区別がないことを悟る。そして帰朝後、日本最初の禅道場を開創するに際し、他の清規(修行僧のための規範)に先駆けて、仏道から「食」を論じた『典座教訓』を著す。本書は、その原典・書き下ろし・現代語訳・解説から成る。著者は道元思想に寄り添いつつ、食事を作ることを通して、いのちの深みや禅心を説く。「食」に携わる人びと、ひいては「食」を享けるすべての人に、今、読まれるべき一冊である。

目次 : 1 道元禅師と『典座教訓』(禅僧道元はなぜ料理の本を書いたか―「まえがき」に代えて/ 著者道元禅師のこと/ 『典座教訓』という本について)/ 2 『典座教訓』を読む(六知事の一つ、典座/ 料理の専門家、典座/ 仏祖の遺訓/ 食材は自分のひとみだ/ 献立の決定 ほか)/ 3 原文・典座教訓

(「BOOK」データベースより)

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