パッソ・ア・パッソ

イタリア語がさまざまな分野で身近な存在となり、独習用の参考書は書店に所せましと並ぶようになりました。が、大学などの教室で使うための教科書は、あいかわらず不足気味、というのが現状です。そこで、本書の改訂をようやく実現する運びとなりました。大学の授業回数にあわせた「全１３課」プラス「補遺」という全体の構成も、各課４ページで文法事項ごとにまとめた形式も、すべて初版と同じですが、今日にそぐわない内容を修正するとともに各課の分量を調整して全体のバランスを改善し、練習問題を刷新しました。１３課までで初歩のイタリア語は習得できるように配慮し、それ以外の文法項目は巻末に補遺としてまとめてあります。

目次 : ｀Ｅ　ｕｎ　ｌｉｂｒｏ．/ Ｉｏ　ｓｏｎｏ　ｇｉａｐｐｏｎｅｓｅ．/ ｀Ｅ　ｉｌ　Ｐａｌａｚｚｏ　Ｖｅｃｃｈｉｏ．/ Ｕｎａ　ｆａｍｉｇｌｉａ/ Ｃｈｅ　ｌｉｎｇｕａ　ｐａｒｌｉ？/ Ａｌ　ｒｉｓｔｏｒａｎｔｅ/ Ｕｎ’ｏｐｅｒａ　ｌｉｒｉｃａ/ Ｉｎｃｏｎｔｒｏ　ｆｒａ　ｄｕｅ　ａｍｉｃｉ/ Ｕｎａ　ｍａｔｔｉｎａｔａ/ Ｖａｃａｎｚｅ　ｅｓｔｉｖｅ〔ほか〕

【著者紹介】
秋山余思 : 京都大学大学院修了。元東京外国語大学教授

一ノ瀬俊和 : 東京外国語大学大学院修了。国立音楽大学助教授

白崎容子 : 東京外国語大学大学院修了。慶応義塾大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

秋山余思

１９２９‐２００６。１９５４年東京外国語大学イタリア語学科卒業。１９５６年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。元東京外国語大学教授（イタリア語学専攻）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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