クレヨン王国新十二か月の旅 講談社青い鳥文庫

福永令三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061472365
ISBN 10 : 4061472364
フォーマット
出版社
発行年月
1988年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
18cm,294p

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読書メーターレビュー

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  • かのこ さん

    12の悪いくせを直したシルバー王妃は、人気者になるかと思いきや、生き生きとした“らしさ”を失ってしまった…。王妃と、わがまま封じのティーカップに描かれた12の野菜たちの“もう一つの12か月の旅”。某大ヒット映画じゃないけど、“ありのまま”が大きなテーマの作品。コミカルで、一つ一つ作り込まれた12の野菜のキャラクターや、争い合うのが、おにぎりVSハンバーガーだったり、ファンタジーのワクワク感にもあふれていて読んでて楽しい。不謹慎と不快に支配されすぎな現代社会にはこの作品のような視点が必要だとつくづく思う。

  • レモン さん

    欠点が長所にもなり得る、の意味が子どもの頃にはわからず、ニンジッピとレンコポッチくらいしか好きになれなかった。野菜たちはもちろん、干支の動物たちもみんな魅力的。大人になって、多少の欠点には目をつぶれるようになったということだといいが。 「十二か月」には負けるが、こちらも彩りゆたかな四季の旅で、ゆっくり1日1章ずつ味わって読みたくなる。郵便ヒツジがお気に入り。

  • たぬ さん

    ☆4 オモシロワールドでした。おにぎり軍とハンバーガー軍が戦争中なのも面白ければ王妃がもうすぐ30歳なのも絶妙にリアルで面白い。それぞれの冒険ステージはそれぞれの面白さがあって、よくこんな設定思いつくなあと感嘆。ともに旅をする12人の野菜がどいつもこいつも曲者揃いなもんだから王妃がすこぶる常識人に見えてくる。というかこの王妃さんわりと好き。一緒にカフェにでも行きたいものだ。

  • はるき さん

    懐かしさでいっぱいになりながら読んだ。シルバー王妃が野菜たちと旅をする。今回の旅ではだいぶ大人になったシルバーさんが仲間に振り回される様にニヤニヤ。お互いの相違点を認め合う。長所も短所も受け入れる。それができたら世界は平和になるかも。

  • アナーキー靴下 さん

    子供の頃はここ好きだった! みたいな箇所がいくつもあるのに、今読むとほとんどワクワクしない。大人になって、物語をパターン化したり登場人物を記号としてとらえて読むようになってしまっていることに気づかされた。経験少ない子供が無限の想像力で補いながら読むことに、この本の楽しさはあると思う。ちなみに子供のときは欠点が魅力にもなるというメッセージがとても新鮮だった。多様性を受け入れる土壌にもつながる大切なメッセージだと思う。

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人物・団体紹介

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福永令三

1928年、名古屋市に生まれる。早稲田大学文学部国文科卒業。すぐ文筆生活に入る。1956年に第9回オール讀物新人杯、1963年にモービル児童文学賞を受賞。1964年、『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年より1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習

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