吉備の弥生大首長墓・楯築弥生墳丘墓 シリーズ「遺跡を学ぶ」

福本明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787707345
ISBN 10 : 4787707345
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
21cm,93p

内容詳細

吉備の中心地帯を望む小高い丘に、他の追随を許さない規模の弥生首長墓がある。遺構の詳しい調査と弧帯文石などの特異な遺物を検討することにより、弥生の葬送祭祀と前方後円墳出現への道筋を探る。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第65回)

【著者紹介】
福本明 : 1956年岡山市生まれ。関西大学文学部史学科卒業。倉敷市教育委員会文化財保護課を経て、現在、倉敷埋蔵文化財センター館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ステビア さん

    「前方後円墳の源流の確たるひとつは吉備にあり、さかのぼれば楯築弥生墳丘墓に発するといっても過言ではない」

  • 月をみるもの さん

    近藤先生( https://bit.ly/2Rs7IXr )が最初に楯築神社の御神体(〜弧帯文石)を発見するプロローグは、まるでよくできたお話のよう。しかし突出部が破壊されてしまったのは本当に残念。近藤先生が主導した民間との共同による月の輪古墳の発掘は、登呂遺跡と並んで、当時の日本人の歴史に関する意識を大きく変えた。https://bookmeter.com/users/511967

  • 坂津 さん

    2019年の年末に吉備津神社から吉備路を経て作山古墳まで踏破した時に立ち寄った楯築弥生墳丘墓。楕円形の丘の上に並べ立てられた幾つもの巨石とコンクリート製の収蔵庫に保管された弧帯文石が印象的だった。本書を読んで、遺跡として整備される過程に、岡山大学考古学研究室に在籍していた近藤義郎を始めとする関係者の尽力と七次に及ぶ調査があったと理解できた。祭祀用の特殊器台や特殊壺など、前方後円墳の源流と見なせる要素が観察される点は興味深い。1970年代に住宅開発の影響で墳丘墓の突出部が破壊されてしまったことは悔やまれる。

  • すぬぴ さん

    岡山市と倉敷市の境にある楯築遺跡に関する調査研究。自分がこういった分野に興味を持つとは思わなかった。知らない世界を知るって、純粋に面白い。まだまだ知りたくなった。

  • rbyawa さん

    f188、この吉備ってのはのちの「備前・備中・備後」の元となった国なんですが、位置からするとのちの備前の辺りってことでいいのかなぁ? 勢力が別れたってのもいつの時期なのか曖昧なのかもしれないけど、分割されて困った様子は確かになかったんだよな。この地に桃太郎伝説(キビ団子って黍かと思ってたw)の元になった温羅伝説がありこの温羅さんが製鉄技術をもたらしたとのことで、びっくり。この墓は最大級の規模ではあるもののその主は不明なのかな、丹を多く使い、鉄器があり、土器があるものの副葬品は少ない、研究進んで欲しいなぁ。

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福本明

1956年岡山市生まれ。関西大学文学部史学科卒業。考古学専攻。岡山商科大学特任教授

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