百年の批評 近代をいかに相続するか

福嶋亮大

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791771677
ISBN 10 : 4791771672
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
354p;19

内容詳細

「日本は近代のテスターである」というテーゼを掲げて、オリジナルな平成文学論から、鋭角的な少国民世代論・物語論までを一挙展開。著者10年の仕事を精選し、百年の日本を展望する「近代の相続」論。

目次 : はじめに―近代をテストする/ 第1部 縦に読む(漱石におけるアポリア―夢・妹・子供/ 文学史における安吾/ 文明と失踪―丸谷才一の両面性 ほか)/ 第2部 横に読む(建築の視霊者―磯崎新『建築の解体』論/ 日本を転位する眼―山崎正和論/ 分身の力―大江健三郎論 ほか)/ 第3部 点で読む(ミシェル・ウエルベック『地図と領土』/ ミシェル・ウエルベック『服従』/ 沼田真佑『影裏』 ほか)

【著者紹介】
福嶋亮大 : 1981年、京都市生まれ。文芸評論家。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、立教大学文学部准教授。2014年に『復興文化論』(青土社)でサントリー学芸賞、2017年に『厄介な遺産』(青土社)でやまなし文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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