窓から見える世界の風

福島あずさ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422701097
ISBN 10 : 4422701096
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
nakaban ,  
追加情報
:
110p;20

内容詳細

それぞれの土地でそれぞれの窓に舞い込む50の風の便り。世界中で人々は、風に親愛や畏敬の念を込め、古くから様々な名前をつけてきた。気象学者が集めた、世界の50の風を巡る旅。

目次 : エレファンタ/インド/ ケープ・ドクター/南アフリカ/ ボラ/イタリア/ トラモンターナ/イタリアからスペインの地中海沿岸部/ ミストラル/フランス/ ヘルム・ウィンド/イングランド北部/ ビウガ/ロシア南部/ だし 日本/ サンタ・アナ/アメリカ/ チョコレート・ノース/ジャマイカ〔ほか〕

【著者紹介】
福島あずさ : 1982年山梨生まれ、東京育ち。首都大学東京大学院博士課程修了後、2012年より神戸学院大学人文学部講師。学生時代に参加したネパールでのボランティア活動を通じてアジアモンスーンに関心を持ち、そのまま研究者の道へ。専門はアジアモンスーン地域の気候・気象学

nakaban : 画家。1974年、広島県生まれ。旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、挿絵、絵本、漫画、文章、映像作品を多数発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    世界にはさまざまなその地域特有の風があり、そのそれぞれに名前がつけられているんですね。大学で風の授業を行ってる著者の文章とnakabanさんの挿絵と詩のコラボがここちいい。絵のタッチそのものが風のよう。水面にさざ波を立てるような軽やかな微風は猫の足cat's pawと呼ぶ。猫が忍び足でそっと近づいてくるさまを表すというその風は、もちろん英語圏で名づけられたものだけど、こないだ行った瀬戸内海の海で感じた風を思い出す。旅に風はつきもの。旅の楽しみ方がまたひとつ加わった。「世界を旅するイラストブックシリーズ」

  • seacalf さん

    晴れ男、雨男とかいう言葉はよく聞くが、自分は「風男」と呼ばれたりもする。出かける時に決まっていつも強い風が吹くからだ。そんな自分にぴったりな本。窓越しの風景から世界の様々な風を感じさせようという試みがとても気が利いている。興味深いがまとまりのない文章(あれこれ蘊蓄が並んでいるが参考文献の紹介が一切なくて大丈夫かしらん?)なので眠くなるかなと思ったが、眠気を吹き飛ばしてくれるのがnakaban氏の絵と散文。これがかなり良い。一気に心を掴んで旅先へ連れていってくれる。キャッツ・ポウ、いつか感じてみたい微風だ。

  • けんとまん1007 さん

    風。毎日、風を感じている。その時々のよって感じ方はいろいろ。風を巡る言葉もいくらかは知っていたが、世界となるおt、いろいろあるものだなあ〜と納得。その地域・季節によるバリエーション。また、タイトルどおり、窓から見えるnarabanさんの絵が素晴らしい。風を感じる。

  • チェアー さん

    世界の風の名前集。名前がつくということは、その土地の生活と風が結びついていると言うことだ。日ごろ、風について考える事は少ない。この本を読むと新しい気持ちで風を感じることができるようになりそう。nakabanの絵も一見、風に直接関係がないように見えても、風景の底に流れている風や音を感じるような絵だった。

  • べる さん

    絵が素敵で手に取った本。気象学者の著者の解説(世界の50の風)とnakabanさんの挿絵からそれぞれの国の風を感じて旅気分を味わえた♪絵は特にイタリア(ガルダ湖)とブラジル東岸がお気に入り(´ー`)σ絵画のことはよく知らないけど、見えない風の表現の仕方を自分なりに学べた。解説には、悪霊払いのように長い冬の落ち込む気分を吹き飛ばす風があったり、反対に犯罪の発生頻度や鬱病を増やす風があったりした。風ってどこから吹いてきてどこにいくのか考えさせられる。世界と繋がっているみたい。

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福島あずさ

1982年山梨生まれ、東京育ち。首都大学東京大学院博士課程修了後、2012年より神戸学院大学人文学部講師。学生時代に参加したネパールでのボランティア活動を通じてアジアモンスーンに関心を持ち、そのまま研究者の道へ。専門はアジアモンスーン地域の気候・気象学

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