中日ドラゴンズを哲学する データを超えた野球の“楽しさ”

福吉勝男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908957116
ISBN 10 : 4908957118
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
162p;19

内容詳細

小学生の頃から野球少年で、プロ野球を、そしてドラゴンズを70年にわたって愛してきた哲学者が、ファン目線で書き下ろしたドラゴンズ論。
天知俊一(1954年優勝・日本一)、与那嶺要(1974年優勝)、近藤貞雄(1982年優勝)、星野仙一(1988年、1999年優勝)、落合博満(2004年優勝、2007年53年ぶりの日本一他)
杉下茂の「魔球」、岩瀬仁紀の「13球」……。
昭和・平成から令和へと語り継ぎたい名場面。
ファンが愛した名監督、名選手たち。
野球はもっともっと楽しい!
追悼高木守道ー。

目次
はじめに  私と中日ドラゴンズ

●戦後復興期のプロ野球熱
第1章 念願の初優勝と日本一 ―天知監督 歓喜の胴上げ
   コラム 記憶に残る選手たち@ 杉下茂と西沢道夫

●高度経済成長と並走
第2章 皆、待った20年ぶりの優勝  ―与那嶺監督 巨人V10阻止
   コラム 記憶に残る選手たちA 稲尾和久
   コラム 記憶に残る選手たちB 鈴木孝政

●「昭和」フィナーレ10年
第3章 80年代2度の優勝  ―近藤監督&星野監督が躍動
   コラム 記憶に残る選手たちC 「江夏の21球」と西本幸雄監督
    コラム 記憶に残る選手たちD 「近藤真一投手のノーヒットノーラン」とオーストリア国際学会出席

●進むIT革命とデジタル化の波
第4章 5度目の優勝 ―開幕11連勝発進! 星野監督ドームで初の栄冠  
  コラム 記憶に残る選手たちE 「国民的行事」としての〈10・8決戦〉(94年)と「私の一日」

●海を渡るMLB挑戦者たち
第5章 黄金期 ―山田監督から落合監督へつなぎ4度の優勝  
コラム 記憶に残る選手たちF アメリカでの活躍を夢みて ―野茂・イチロー・松井・大谷らのメジャー挑戦
コラム 記憶に残る選手たちG ウッズの満塁弾と〈山井→岩瀬〉投手リレーによる完全試合  

●結び 昇竜への「提言」

おわりに

版元から一言
中日ドラゴンズファン歴70年の哲学者が語る初めてのドラゴンズ論。
現在、7年連続Bクラスに低迷している中日ドラゴンズ再建への道のりを、
過去の優勝年度を入口に提言、野球の楽しさ、面白さを伝える。
全ての中日ドラゴンズファンと、プロ野球ファン待望の一冊。

著者プロフィール
福吉 勝男 (フクヨシ マサオ) (著/文)
1943年京都府生まれ。1972年名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。名古屋市立大学名誉教授。学術博士。
専門分野は、哲学・倫理学。
主な著書に、『大学の危機と学問の自由』(共著、法律文化社、2019年)『福沢諭吉と多元的「市民社会」論』(単著、世界思想社、2013年)『現代の公共哲学とヘーゲル』(単著、未來社、2010年)がある。
論文は、「福沢諭吉とG・W・F・ ヘーゲル―"理想主義的現実主義"の思想」(『理想』2019年3月号)他。
現在は、専門分野の研究を継続しつつ、専門学校で「生命倫理学」、女子大で「市民社会論」を講義。
そしてプロ野球のシーズン中はドラゴンズの応援を、オフには本書の続編準備のために資料収集をしている。

【著者紹介】
福吉勝男 : 1943年京都府生まれ。1972年名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。名古屋市立大学名誉教授。学術博士。専門分野は、哲学・倫理学。現在は、専門分野の研究を継続しつつ、専門学校で「生命倫理学」、女子大で「市民社会論」を講義(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • せんべい さん

    地元ドラゴンズの足跡を哲学者が語る。1974年の優勝からは自分の思い出とも重なり、感慨深く読めました。 近年は下位に沈む中日ですが、いつの日か必ず再興してくれると、筆者と同じく信じています(笑)。

  • やすにぃ さん

    ⭐️⭐️

  • きぬりん さん

    中日が初優勝した1954年から現在に至るまでのプロ野球の戦績を概観。川上巨人の9連覇、70年代後半の広島・阪急・近鉄の躍進、90年代の野村ヤクルト・森西武の黄金期など、各時代を彩る強豪チームの強さの分析に多くの紙面が割かれている(むろん中日の優勝時はマスト)。最終章では、長期的視野からの安定的な組織運営や強いチーム編成に向けた提言がなされているが、それまでの分析とはあまり有機的に結び付けられていないうらみも。中日ファンなら副題で言う「楽しさ」を読み取れるかもしれないが、少なくとも「哲学」からは程遠い内容。

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