ラプラスの亡霊 機動戦士ガンダムUC 5 角川文庫

福井晴敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043943654
ISBN 10 : 4043943652
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,268p

商品説明

話題騒然!超大作アニメ『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』原作!
大人だからこそ、括れる腹もある。

宇宙と地球の狭間に建設された首相官邸<ラプラス>。西暦を捨て、宇宙世紀に足を踏み入れた人類を祝福する場となるはずだったそこは、反動分子の爆破テロによって無残に破壊された。それから百年、<ラプラス>の残骸に秘められた「禁忌の力」をめぐり、赤い彗星シャアの再来が、伝説のマシーン《ガンダム》が翔ぶ。人は、宇宙にまで持ち越された己が原罪を贖うことができるのか――。文壇の気鋭が放つSF巨編、緊迫の第5弾。

内容詳細

宇宙と地球の狭間に建設された首相官邸「ラプラス」。西暦を捨て、宇宙世紀に足を踏み入れた人類を祝福する場となるはずだったそこは、反動分子の爆破テロによって無残に破壊された。それから百年、「ラプラス」の残骸に秘められた「禁忌の力」をめぐり、赤い彗星シャアの再来が、伝説のマシーン「ガンダム」が翔ぶ。人は、宇宙にまで持ち越された己が原罪を贖うことができるのか―。文壇の気鋭が放つSF巨編、緊迫の第5弾。

【著者紹介】
福井晴敏 : 1968年、東京都墨田区生まれ。98年「Twelve Y.O.」で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。99年『亡国のイージス』では第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞を受賞。2002年『終戦のローレライ』では第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いりあ さん

    福井晴敏の"機動戦士ガンダムUC"第5巻。連邦軍とネオ・ジオン軍を頻繁に行ったり来たりするガンダムも珍しい。そこが本作の魅力につながっていると思う。バナージが陣営を動くたびに、そこにいる人達と交流し味方や敵といった概念を越えた先にある可能性に、時に逃げ出したり、拗ねたりと不器用ながらも立ち向かっていく姿にカーディアス・ビストがUCを託した理由があるんだと思う。本巻でもダグザやガエルがバナージの中に何かを見つけている。彼自身がそれに気づくのはもう少し先になりそう。舞台を地球に移し、不幸な衝突は続くんだろう。

  • 姉勤 さん

    富野節の本家以上のエミュレータに徹してきたのは前巻まで。福井節ともいえる、青臭くも理想を目指す少年と、厳しい現実と経験に打ちまみれた、かつて少年だった中年男との葛藤と行動の物語で本領を発揮する。一皮むけば、リアルは地獄な地球世界を、宇宙世紀と言う架空の世界に引き写し、大人の説く世界の仕組みに、平和を愛する諸国民の公正と信義によって世界が成り立っているとは露とも思っていないが、諦観にも落ちてもいない、若きバナージの反駁。やっと理解しあえた大人を失い、争いを否定したがゆえに手を汚す絶望の中、地球へ堕ちる。

  • ダージリン さん

    ラプラスの遺跡で、リカルド・マーセナスの演説が流れて・・・もし邪魔が入らなければどうなっていたのか気になります。そして、ダグザさんの他にも恰好いい大人はいるはず、と自らをなぐさめつつ・・・お約束?の大気圏突入へ!あと、リディとマリーダの動向が気になる〜(笑)。

  • いちろ(1969aMAN改め) さん

    あの箱を確保せんとする各陣営、鍵となる機体、鍵を操る主人公。各陣営の面々が出揃い、鍵を求め、その情報を求めて蠢動する。すべての陣営と大人の事情で、あるいは好意で、敵意で結ばれる主人公。望まない命の散華。これまた初代Gを思い出す自由落下する機体、そして戦い。紙飛行機さえ燃えてしまい無事に地上にはたどり着けない希薄な大気と自由落下の壁を抜け、重力に引かれ落ちていく先には何が待っているのでしょうね。

  • ゲンショウ さん

    引き続き拝読。大人達の矜持に涙…。希望も絶望も心の持ちようと気付き。想いを託せる事に、大人としての幸福が有るのでしょう。ファーストにはこの様な、矜持を示して呉れた大人は居なかった…。但し、想いを託された少年には、更なる試練が降りかかります。テクノロジーは悪魔の具か……?人の具か…?

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福井晴敏

1968年、東京都墨田区生まれ。1998年、『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー

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