福井テレビ「橋本左内」取材班

Individuals/organizations Page

Books

橋本左内 時代を先取りした男

福井テレビ「橋本左内」取材班

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594083113
ISBN 10 : 4594083110
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幕末・福井に、あの吉田松陰より凄い男がいた! 

西郷隆盛が西南戦争終盤、鹿児島・城山で果てたとき、胸にある人物からの書簡を忍ばせていた。福井藩の橋本左内からのものである……橋本左内という人物を御存度だろうか? 鎖国を断念し、列強と対峙せざるを得なかった幕末、海外留学の経験もないのに「民主主義」「地政学」「植民地政策」を理解し、外国をうまく利用≠キることを提言した弱冠20代の若者である。左内は明治期の「五箇条の御誓文」のベースとなる思想を由利公正に説き、同御誓文の原文となった「議事之体大意」を由利が作成する下地をつくったと言っても過言ではない。また現代にも通じる国際政治のパワーゲームを冷静に見通し、「(当時はロシアとの)同盟」を主君に提言している。
橋本左内とはどんな人物だったのか? どういう人生を歩んだのか? なぜ弱冠26歳で処刑されねばならなかったのか? 幕末のイデオローグといえば吉田松陰ばかりが注目されるなか、なぜいま、左内なのか?

福井出身の俳優・津田寛治氏が歴史家の加来耕三氏、福井在住作家の宮下奈都氏、郷土史の研究家たちと対談し、左内の人物像を浮き彫りにしていく。巻末には宮下奈都氏によるエッセイも収録。

また、本書はテレビ局制作の書籍ということから、スマートフォンやPCで動画が見られ、左内の生涯をマンガで解説もする「メディアミックス本」でもある。

【目次】
序 章 左内からの手紙
第一章「原点」
第二章「挑戦」
第三章「奮迅」
第四章「志半ば」
第五章「継承」
特別寄稿「今、出会う」……宮下奈都

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とある内科医

    御当地本として、御当地の書店では常に数冊積んである橋本左内本。いかに先進的で賢明であったか、様々な観点から語られている。幕末には全然詳しくないのだけど、壮絶な時代であったことが十分に理解された。 生家跡も訪れたことがあります…空き地でしたが。

  • プラス塾長

    安政の大獄で亡くなった人で吉田松陰と共に名前は出てくるが、いまいち何をした人なのかわかっていなかったので読んでみた。 なるほど、惜しい人を亡くしたもんだ。 西郷隆盛が認めていた男。

  • じゅんぞーん

    橋本左内という人物をほとんど知らなかったが、本書で日本の思想、幕末の志士にかなり大きな影響を与えた人物だと初めて知れた。

  • じゃますけ2

    橋本左内については、幕末に活躍しつつも安政の大獄で斬首されて埋もれた人物としての認識だった。この書はテレビ放映されたものの書籍版のようだが、内容が理解しやすい。興味深いと感じた点を絞ると、宮下奈津氏が橋本左内の漢詩に注目しており、友人である鈴木子文との語らいの漢詩、幽閉中の漢詩などで、その人間性が垣間見え、橋本左内が身近に感じられると発言している点と、三谷博氏が橋本左内の日露同盟の考えについて、決して固定的な日露同盟ではなく、同盟の相手は状況に応じて変わりうることだったと説いている点の2点であった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items