神野正史

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「世界史」で読み解けば日本史がわかる

神野正史

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基本情報

ジャンル
：
哲学・歴史・宗教
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784396616229
ISBN 10 : 4396616228
フォーマット
：
本
出版社
：
祥伝社
発行年月
：
2017年08月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
神野正史 ,  
追加情報
:
２７６ｐ；19

内容詳細

徳川家康が天下統一できたのは、コロンブスがアメリカ大陸を発見したから！？国際化の時代、日本人が自国の歴史について知ることがますます重要になっています。しかし、日本史だけを学んでいても、歴史は本当の姿を現しません。本書は、日本史の様々な場面を思いきった世界史的視点から見ていくことで、これまで皆さんが学んできた日本史の別の側面や意外性を発見していく試みです。

目次 : 第１章　縄文時代―本当に貧しい未開の時代だったのか/ 第２章　仏教公伝―「項羽と劉邦」の戦いが与えた影響/ 閑話休題　鬼伝説の謎を解く/ 第３章　室町時代末期―戦国の動乱は地球規模の動きだった？/ 第４章　戦国時代―加藤清正、大谷吉継が死んだのはコロンブスのせい？/ 第５章　宣教師の来日―彼らがやってきた本当の目的とは/ 第６章　江戸幕府の滅亡―イギリス宗教弾圧が日本を救った？/ 第７章　日韓併合―イギリス産業革命が生んだ悲劇/ 第８章　日露戦争―「ビスマルクの失脚」が１４年後の日本を救った/ 第９章　太平洋戦争―それは「アメリカ・ファースト」から始まった

【著者紹介】
神野正史 : 河合塾世界史講師。世界史ドットコム主宰。学びエイド鉄人講師。ネットゼミ世界史編集顧問。ブロードバンド予備校世界史講師。歴史エバンジェリスト。１９６５年名古屋生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • sleep@芒羊會 さん

    読了日：2020/08/07

    文学サロンにて拝借。世界史の中の日本の立場が分かり、面白かった。改めて思うけど、日本って本当に不思議で幸運な国だな。(^_^;)災害大国故、知力、体力(？)、時の運が強い遺伝子が残っているだけかもしれないけど（笑）。

  • みや さん

    読了日：2021/05/04

    世界史だけでなく、地質学や天文学にまで視野を広げて、日本史を考察する。別の角度からというより、俯瞰して広く見る方法なので、より一層に要素が増えるはずなのに、むしろスッキリと纏まっていくから面白い。日本が戦国時代の時、世界で一斉に戦国の世となっていたのは興味深かった。項羽と劉邦が仏教に与えた影響の大きさにも驚き。一つの勝敗が世界を変える。閑話休題の鬼伝説も凄く好き。鬼＝ノルマン人説が妄想の域を出ないとしても、可能性が0じゃない限りロマンがある。桃太郎が艮の方角から来る鬼に対抗する申酉戌とは気付かなかった。

  • 紗窓ともえ さん

    読了日：2017/11/22

    面白い！ 世界的広がりで歴史の繋がりを見ると、あんなことからこんなことに！の連続。風吹けば…とも見えそうなものの大元が見えてきます。 ただアメリカの恐慌あたりからは、ちょっと観念的な解釈で済ませていて、現在の経済的知見からすると不満ありますが。

  • あこ さん

    読了日：2017/11/26

    ｢面白かった｣と素直に言葉になる内容だった。なぜ宣教師がいるの？なぜ開国後の日本は植民地支配を進めたの？学生時代に漠然と不思議だったことが、ようやく解明された。｢物事はすべて多面的に学ぶこと、考究することの重要性｣を改めて大切だなと感じることができた。

  • funkypunkyempty さん

    読了日：2020/01/05

    ★★★★★ 面白いとは、こういったものを言うのだろう・・・と、納得する面白さ。何しろ説明が分かりやすい。そして歴史の深みを教えてくれる。見事な１冊だった。

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