怪盗探偵山猫 月下の三猿 角川文庫

神永学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041070147
ISBN 10 : 4041070147
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

悪事を暴き、ついでに金を盗む、神出鬼没の怪盗「山猫」は新時代の鼠小僧か、はたまた単なる盗人か!?雑誌記者の勝村は、猿の仮面を被った謎の男たちに襲われた少女を助ける。少女は猿の娘と名乗り、父が遺した“猿猴の月”なる物を見つけるために山猫を捜しているという。どうやらかつて世間を賑わせた伝説の窃盗団・三猿が関係しているらしいが…。前代未聞のスピード感で贈る、痛快ピカレスク・アクション・ミステリー!

【著者紹介】
神永学 : 1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で、プロデビュー。同作から始まる「心霊探偵八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    相変わらずのスピード感がありますね。猿の娘と名乗る少女と三猿の絡むミステリー。山猫の活躍も痛快です。色々な要素が盛り込まれていて楽しかったです。勝村さんがだんだん只者ではなくなってきたような気がするのは気のせいでしょうか。

  • itica さん

    前作を読んだのはいつだっけ?と思うほど久しぶりの山猫は、相変わらずのお惚けぶり。勝村は毎度のことながら痛い目にばかり会う。女子高生みのりは最早、山猫一味?そしてもう一人の少女、サキが今回のキーマン。窃盗団三猿と破天荒な刑事犬井、謎の集団、それぞれの関係性が掴めなくても、命の危機に晒されても、山猫なら大丈夫と言う根拠のない確信があるから安心して読めるんだよね。うん、面白かった。さて次回、文庫化はいつかな?

  • papako さん

    犬井の存在が大きくなってきてるな。しかし痛い痛い!

  • Junichi Yamaguchi さん

    『天才窃盗犯の山猫様』… 安定感のある楽しい読書。 天敵の過去も明らかになった今作。 次作以降にも期待。。

  • 薦渕雅春 さん

    このシリーズは初めて読むが、2006年を最初に、5作目とのこと。テレビドラマで 亀梨和也さんが演じてたのではないかなぁ。イケメンで面白い山猫、セリフにも行動にもお茶目なところを出している。「自惚れ屋さんだね」「女は、自惚れてる男に惚れるんだよ。だから、おれの周りには、女が寄ってくるのさ」本著では〈猿猴の月〉が鍵を握っている。「故事だよ。猿が井戸に浮かぶ月を自分の物にしようと、必死に手を伸ばした」「その猿は、井戸に落ちて溺れ死んだ。この話の教訓は、身分不相応なものを手に入れようとすると、自滅するってことだ」

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人物・団体紹介

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神永学

1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で’04年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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