縛られた巨人 南方熊楠の生涯 新潮文庫

神坂次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101209128
ISBN 10 : 410120912X
フォーマット
出版社
発行年月
1991年12月
日本
追加情報
:
16cm,502p

内容詳細

〈受賞情報〉長谷川伸賞(第38回)

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    南方熊楠の事を知らな過ぎた。熊野と言う土地柄、静かなイメージを持っていたのですが全然違った。若かりし熊楠は、海外で活躍してるし(それが超良い)、誰にも忖度しないのね。裏を返すと我が強すぎるというか。ちょっと苦手なイメージ。勉強や研究は当たり前のにしていたのでしょう。当たり前過ぎて余りその辺りに触れていないのでしょうか?で、本書内では大体呑んでる。ぉぃ。それでも、多くの人に慕われているんですよね。謎。勉強・研究好きの学校嫌い。脅威の記憶力チート。凡人では器を計り知れない人なんですかね。愛猫は全てチョボ六。

  • KAZOO さん

    神坂さんによる、南方熊楠の伝記です。いかに博覧強記の人物であったかがよくわかります。また単純に物覚えがいいだけではなく人間的にもかなり面白い人物であったことが様々な逸話などから面白く描かれています。やはり神坂さんの人物を描くスタンスは、本当に日常的な事柄をうまく取り込んでいると感じます。

  • Vakira さん

    個人的に南方学の勉強第三弾。文章が文語体で理解し難いので未だ河出文庫の南方熊楠文庫の扉は叩けず、神坂次郎さんの書いた南方熊楠伝記を読む。この本は熊楠幼少の頃からのお亡くなりになるまでの南方熊楠の一代記となっている。地頭力が素晴らしい。ペニスをダニに噛まれた話ありました。水木しげるさんの「猫楠」では創作かと思いきや実話でした。ダニをフマキラーで退治。しかしフマキラー非常に沁みるらしく大騒ぎとなった話。基本裸族生活。ダニだけでなく蟻にも噛まれる。ペニスが膨張した話もあり。その蟻は何蟻だったか?

  • にし さん

    知の巨人、南方熊楠の生涯。生前からその超人的な行動力で伝説になる人物「肩書きがなくては、己れが何なのかもわからんような阿呆共の仲間になることはない」と一人学問に打ち込み無位無冠の学者が晩年昭和天皇に御進講!それはそれは強烈に濃い人生。読むのに時間がかかったけど、こんなに面白い伝記は初めてでした。

  • mitei さん

    南方熊楠ってすごい人物だったが意外にも周りの人との軋轢や息子が病んでいたことなど初めて知ることもあった。

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人物・団体紹介

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神坂次郎

1927(昭和2)年、和歌山市生れ。’82年『黒潮の岸辺』で日本文芸大賞、’87年『縛られた巨人―南方熊楠の生涯―』で大衆文学研究賞を受賞。2002年南方熊楠賞、’03年長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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