磯崎新の建築・美術をめぐる10の事件簿

磯崎新・写真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887063082
ISBN 10 : 4887063083
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,323p

内容詳細

「あらゆる領域を横断せよ」。ルネサンス以降の500年を駆けめぐる推理と検証のグランド・ツアー。磯崎新と2人の美術史研究者による、建築と美術をめぐる知のバトルロワイヤル。

【著者紹介】
磯崎新・写真 : 1931年大分県生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエを設立。代表的な建築作品に「大分県立中央図書館」(現アートプラザ)、「群馬県立近代美術館」、「ロサンゼルス現代美術館」、「バルセロナ市オリンピック・スポーツホール」、「なら100年会館」、「秋吉台国際芸術村」、「北京中央美術学院美術館」など

新保淳乃 : 1973年生まれ。2001年千葉大学大学院博士課程修了。文学博士。2001‐04年イタリア政府給費生、日本学術振興会海外特別研究員としてイタリア、ローマ大学ラ・サピエンツァに留学。現在、千葉大学・武蔵大学非常勤講師。専門は16、17世紀イタリアを中心とする西洋美術史、ジェンダー表象文化史

阿部真弓 : 1977年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得済満期退学(表象文化論)。ボローニャ大学文哲学部美術史専門課程修了(近現代美術専攻)。イタリア政府給費留学生、日本学術振興会特別研究員を経て、2008年より独立行政法人国立美術館国立新美術館に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kthyk さん

    大学時代の建築史の教科書、その大半は美術様式史の後追い、つまり歴史的に継続する解説だ。この書は政治と宗教から自律した建築家の仕事を解説している。15世紀のアルベルティ、16世紀のパッラーディオの建築はルネサンス<古典復興>ではない、近現代のモデルネと同じだ。ポイントは18世紀の建築家にある。建築史は現代の技術主義の先駆けとしてまとめられているが、この書はカノン(音楽のカノンとは異なる)を失った建築が、何を根拠に新しい建築を生み出そうとしたか。それは近代建築家の使命、その苦闘を自身の仕事と合わせ描いている。

  • 2n2n さん

    15〜20世紀末のそれぞれの時代をテーマにした、磯崎新と美術・建築の研究者との対話集。15〜19世紀の前近代までの話までは大変興味深かったのだが、20世紀の近-現代建築・美術の話から、急速につまらなくなった、あるいは興味が無くなった。理由はおそらく、20世紀になると建築家のコンセプト・思想と建築の実物そのものとに剥離が生じ、そのギャップが時代とともに大きくなっていくこと、そして磯崎新の考えは、建築の実物よりもコンセプトを重要視する節があるところが、自分とは肌に合わない点なのかな、と分析している。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

磯崎新・写真

1931‐2022。建築家、都市デザイナー。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエを設立。大分県立大分図書館(アートプラザ)をはじめ、60年代に大分市に集中して実現された建築群から、90年代の国内外各地、バルセロナ、オーランド、クラコフ、岡山県奈義町、京都、奈良、ラ・コルーニ

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品