凛として弓を引く 3 初陣篇 講談社文庫

碧野圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065347584
ISBN 10 : 4065347580
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
碧野圭 ,  
追加情報
:
288p;15

内容詳細

ドラマ化『書店ガール』の次は「弓道ガール」! ムサニ弓道同好会、いよいよ公式戦デビュー!「弓道×青春」エンタメ小説、第3弾!

【著者紹介】
碧野圭 : 愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    前作読んでから2年ほどブランクがあっての3作目。ちょっと間が空いてしまったからか、主人公はじめ他のメンバーのキャラがイマイチ思い出せず、中盤まではちょっとぼんやりしたまま読み進めてしまいました。同好会部長の「楓」のちょっとネガティブモードがすんなりと受け止めれず苦戦。エース「善美」のクールキャラも違和感が強め。他のメンバーも高校生らしいといえばらしいのですが、やはり読む側の問題かも。となると顧問の「田野倉」先生のキャラが一番すんなりと受け止めるコトができました。さて、なんだかんだと続編を読んでみます。

  • ぶち さん

    シリーズ3作目になって、ますます高校生の熱き部活動物語らしくなってきました。部の仲間との切磋琢磨、挫折、弓道大会での勝ち負け… 加えて将来の進路の問題なども絡んで高校生が味わう諸々の感情が描かれていて、自身の昔を思い出して一人で照れたりしちゃいます。主人公の母親の進路に対してのアドバイス、自分の好きなことを見つけていく手助けはたいへん興味深かったです。部活動が弓道という馴染みのないものなので、弓道に関する事柄をネットで検索しながら主人公と一緒に弓について学んでいくという読書体験ができるのも楽しいです。

  • ひさか さん

    2024年3月講談社文庫刊。書き下ろし。初陣編とあるのでてっきり1作目かと思いきやシリーズ3作目。弓道同好会の弓が好きな高校生6人のお話。それぞれが、弓への道を進むところが楽しい。好きな道、目指す道、その思いや心や技をストレートに書いてあって、驚くことも多く、共感するところも多い 。碧野さんの描く「凛」が素敵だ。

  • 芳樹 さん

    女子三名男子三名で構成される弓道同好会が、初めての試合に臨むことから始まる第三巻。試合の結果から次へ繋がる気づきを得るとともに他校のライバル選手と交流したり、文化祭でデモンストレーションをしたり昇段審査に臨んだりと、楓の高校二年生の一年間がぎゅっと濃縮された今回でした。楓は部長だけど自己肯定感が実に低い。今回はそんな彼女が様々な大会に出場するという経験を通じ、一歩ずつ前に進み成長していく姿が描かれていてとても感激しました。さて、楓は進級して高校最後の大会とどう向きあっていくのか。続きを楽しみにしています。

  • nemuro さん

    既読は『書店ガール』(2012年6月初読/2023年5月再読)に始まり、本シリーズ前作「青雲篇」(「GEO滝川東町店」購入/昨年3月読了)まで13冊(11作品)。全7巻の<書店ガール>シリーズもあって結構な冊数である。本シリーズに限ってみると、第1弾が2021年10月「GEO富良野店」購入(2022年1月読了)で本書は昨年3月「函館栄好堂丸井今井店」での購入。慌てることなくゆっくり愉しんでいる“弓道青春シリーズ”。その昔、弓道経験者に初めてサッカーチームのキーパーをやらせたら妙に上手かったのを思い出した。

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碧野圭

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネート

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