ゲルニカの悲劇を越えて 20世紀・戦争と画家たち

砂盃富男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806046547
ISBN 10 : 480604654X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年09月
日本
追加情報
:
21cm,410p

内容詳細

著者はデカルコマニー画家、美術評論家、現代美術蒐集家の三つの顔をもち、本書では、この三位一体とでもいうべき総合的かつユニークな視点から「戦争と画家」「自由への確証」の問題を鋭利に追求。きわめてオリジナルな考察で来るべき21世紀の美術がいかにあるべきかをピカソ、ミロ、ヴォルス、エルンスト、クリスト、滝口修造、浜田知明、鶴岡政男などを通してスリリングに示唆している。

目次 : 第1部 『悲しむべき空白』の時代にあって―美術家はどう戦争と関わってきたか(ゲルニカの悲劇を越えて・ピカソ―「フランコの夢と嘘」によせて/ その力は世界を驚かせるだろう・ミロ―「スペインを救え!」が訴えるもの/ 「悲しむべき空白」の時代にあって・滝口修造―戦時下における芸術家の良心/ 苦悩の肉をそぎおとして・フォートリエ―「人質」に関する一考察 ほか)/ 第2部 自由への確証―さまざまな可能性へむかって(見ることは考えることだ―ジャスパー・ジョーンズの作品から/ 耳が私を選んだのだ―三木富雄の「耳」について/ マックス・エルンストの『オマージュ・ランボオ』によせて―マックス・エルンストとランボオに関する一考察/ 輝く美しさ・自由への確証―クリスト・「ライヒスタークの梱包」を観て ほか)

(「BOOK」データベースより)

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