定年不調 集英社新書

石蔵文信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210866
ISBN 10 : 4087210863
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;18

内容詳細

身も心もボロボロのあなたへ
しんどさの原因はこれだった

「定年不調」とは仕事中心に生きてきた50代〜60代の男性にみられる心身の不調を指す。
定年前後のストレスフルな状況や生活環境の変化にうまく対応できずに、体と精神が悲鳴を上げる男性は多い。
これは「男性更年期障害」による多様な不調の症候群なのだ。更年期という言葉に抵抗感や違和感を覚える人がいる。
しかし男性にも更年期障害があり、その諸症状は「男性ホルモンの低下がおもな原因ではない」と考える著者は、ホルモン補充療法を行わない治療を実践する。
心療内科の立場からも定年不調を見つめ、対処法と予防策を提示する。

■主な内容
・「定年不調」は「男性更年期障害」 
・男性ホルモン、女性ホルモンの役割とは何か
・男性更年期障害の原因はホルモン量ではなくストレス
・定年前後は「メンタルの危機」
・定年不調のおもな症状をチェック
・定年不調は何科を受診すればいいのか
・心身を健康に保つ「セロトニン」が不足する
・更年期の不定愁訴は「自律神経失調症」
・私がホルモン補充療法をしない理由
・中年男性を襲うストレスの原因とは?
・遅くとも57歳から意識変革と行動を開始する
・妻を夫源病に追い込む夫のタイプ
・なぜ男性は孤独化・孤立化しやすいのか
・孤独死は3日以内に見つけてもらおう
・定年後は薬の種類や飲み方の見直しを
・定年後は体より心の健康を優先する

■目次
はじめに 「定年不調」は「男性更年期障害」   
第一章 定年不調の実態は男性更年期障害―その原因と症状 
第二章 男性更年期障害の治療 
第三章 定年前後のストレスケアで意識変革
第四章 妻の「夫源病」を理解できるか
第五章 男の孤独、孤立と向き合う
第六章 定年不調回避のための行動療法 
おわりに 健康長寿とピンピンコロリは医学的に両立しない

【著者略歴】
石蔵 文信(いしくら ふみのぶ)
1955年京都府生まれ。医学博士。
内科・循環器・性機能専門医。三重大学医学部卒業後、国立循環器病研究センター、米国メイヨー・クリニック・リサーチフェロー、
大阪大学大学院医学系研究科保健学准教授、大阪樟蔭女子大学教授などを経て、大阪大学人間科学研究科招へい教授。
2001年に全国でも先駆けとなる「男性更年期外来」を開設。日本自殺予防学会理事等。
夫の言動がストレスとなって妻の心身に生じる不調を「夫源病」と命名し、話題を呼ぶ。
『夫源病』『男もつらいよ!男性更年期』など著書多数。


【著者紹介】
石蔵文信 : 1955年京都府生まれ。医学博士。内科・循環器・性機能専門医。三重大学医学部卒業後、国立循環器病センター、米国メイヨー・クリニック・リサーチフェロー、大阪大学大学院医学系研究科保健学准教授、大阪樟蔭女子大学教授等を経て、大阪大学人間科学研究科招へい教授。2001年に全国でも先駆けとなる「男性更年期外来」を開設。日本自殺予防学会理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 空のかなた さん

    保存版として本棚へ。男性更年期をメインに取り扱ってはいるが、女性が読んでも為になった。疲労や年齢、ホルモン、生活習慣といろいろ考えさせられた。寿命がこの先伸びていく中で、基礎知識として定着するといいなと思った。

  • 華形 満 さん

    以前に故・はらたいら氏の著書に興味を持ったのも、あれだけ活躍していた氏が急に不調をきたし相当な期間休職状態になり、その原因が当時はほぼ無認知だった男性更年期障害だった事から明日は我が身だと思ったからで、本書は専門家による解説本。男女を問わず、老齢に差し掛かれば肉体的だけでなく精神的にも衰えが目立って来る。要はそれを正面から受け止め過ぎず、決して完治しようなどと意気込まずどう受け流すか?が大事というのが良く分かった。

  • てくてく さん

    男性更年期、仕事中心の生活に変化が求められることなどへの違和感などからくる不調問題をとりあげ、その対処法を述べたもの。定年と脱仕事生活への変化というのは大変だろうなと思った。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    「定年不調」とは、50代、60代の男性にみられる心身の不調、男性更年期障害。定年前の将来に対する漠然とした不安、定年後の環境変化に対応できないことが原因。ニコニコしている「微笑み型うつ病」が多い。著者は、男性ホルモン「テストステロン」の補充療法よりも、心理的治療を勧める。。。。 60近くになっても、過重労働をしている僕は「知らんけど、変顔うつ病」になるかも(笑)。そして、妻の「夫源病」の対応として「おうむ返し」や「アサーション」を勧める著者。あ、いや、今さらキモいですやん(笑)

  • どん さん

    夫源病の先生の本 定年前からスローダウンして定年後に備えよう 男の更年期障害はあまり知られていないが、誰もがなってしまうことだとうけとめ、楽しく生きよう 奥さんとの距離も大切

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