イチローインタビューズ 2000-2019 激闘の軌跡

石田雄太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163910673
ISBN 10 : 4163910670
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
426p;20

内容詳細

2000年、メジャーリーグ挑戦直前のインタビューから、2019年3月、現役引退直後にシアトルの自宅で行われたロングインタビューまで。
スポーツ総合誌Numberを中心に20年間、100時間を超える単独インタビューを完全収録した、イチロー本の決定版。
イチロー自身、「僕の言葉にウソはない」と話す、その真摯な言葉から見えてくるのは、スーパースターの偉大なる足跡と、知られざる苦悩、困難を乗り越えた強い心、尊敬すべき仲間との日々、そして家族の絆だった……。
『向こうに行くことが夢じゃないですから』(2001年、メジャー入りが決まって)
『進化という言葉を使うなら今かもしれませんね』(2004年、シーズン最多安打記録を更新して)
『獲りにいって獲った世界一ですから』(2006年WBC優勝後)
『みんなが折れかけた心を支えてくれた』(2009年WBC連覇後)
『イチロー≠ヘ間違いなく、僕の原動力でした』(2019年、引退直後のロングインタビューで)

【著者紹介】
石田雄太 : 1964年11月11日、愛知県生まれ。名古屋市立菊里高等学校、青山学院大学文学部卒。NHKに入局し、「サンデースポーツ」などのディレクターを務める。1992年の独立後は、「Sports Graphic Number」を中心とした執筆活動とともにスポーツ番組の構成・演出を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    記念すべき読んだ本3,000冊目の登録は、MLBだけで3,000本以上ヒットを打った、イチローのインタビュー集です。もっとインタビューが中心なのかと思いきや、MLBの歴戦、記録、写真も多く、懐かしく楽しめました。 オススメは、WBC関連のインタビュー、イチロー&王の対談です。https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/batter/ichiro.html

  • きみたけ さん

    イチローのメジャー挑戦から引退までの19年間、雑誌「Number」等に綴った38編のインタビュー記事を並べた一冊。試練、栄光、挫折、偉業そして引退。インタビューを通してイチローの野球観や苦悩が伝わります。「僕がピッチャーなら、バッターのイチローは絶対に抑えられない」「やっぱり恐ろしいところですよね、メジャーという場所は」「もっと先にはもっと違う自分が現れるんじゃないかという期待が常にあります」「王監督にも僕にも、野球のために命を削る覚悟があるということです」等。。何より妻の弓子さんの献身的な支えに脱帽。

  • kawa さん

    2010年までの「インタビューズ」(既読)に、19年引退までの軌跡を加えた本書。カタカナのイチロー・アナウンスをみんなから笑われた屈辱、あれがなかったら野球選手と幸せな最期を迎えられなかった。206本のヒットでも残念なシーズンと言われる。「人の何倍もの努力なんて、できっこないんです。ただ、自分の限界を少しだけ超えることを重ねてきた。(中略)そうやって歳を積み重ねてきただけの自信があったから、心が折れようとも泰然としていられた」天才と表現されることを嫌うわけがよく解る。お疲れさまでした、そして、ありがとう。

  • 緋莢 さん

    図書館本。2010年に文春新書で刊行された『イチロー・インタビューズ』にその後の9年間のインタビューを収録した本。2000年、メジャーリーグへの移籍が決まった後から、2019年の引退まで。不調が続いた第2回WBCでは <でも救われたのは、みんなが支え続けてくれたことでした。ピッチャーは点を取られまいと踏ん張ってくれた。野手は、僕以外のみんながカバーして、折れかけた心を支えてくれました。>と語っているのが印象的でした。これが無かったら、決勝戦は違った結果になっていたかもしれません(続く

  • たらお さん

    イチローの言葉から綴られるノンフィクションで、NPB時代だと小松成美のが素晴らしい。これはオリックス最終年からMLB引退までの期間Number誌で書かれたものを本にしたもの。数々の記録達成後のインタビューもあるが、苦しい時代のことも包み隠さず答えているのがいいところ。2007年イチローが首位打者を獲りにいって逃し涙した時の想い、マリナーズからヤンキースにシーズン途中の移籍からの苦悩〜昨年連続200安打が途切れ、このシーズンは再び200安打に意気込む年であった〜など、当時のことを思い出しながら読みました。

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人物・団体紹介

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石田雄太

ベースボールジャーナリスト。1964年、愛知県生まれ。青山学院大学卒業後、NHKに入局し、「サンデースポーツ」等のディレクターを務める。1992年にフリーランスとして独立し、執筆活動とともにスポーツ番組の構成・演出を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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