1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作 双葉文庫

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575527261
ISBN 10 : 4575527262
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;15

内容詳細

慌ただしい日々の中に一日一編、極上の物語を―。稀代のダンサーが見せる舞踏の無上の美しさと、孤独な魂。一人の青年に瞬時に恋した胸の高鳴り、そして儚さ。定年退職し、故郷の町に戻ってきた男が迎える新たな人生。深夜のタクシー乗り場で居合わせた老人が繰り出す奇妙な話…。NHK WORLD‐JAPANのラジオ番組で、世界各国の言葉に翻訳して朗読された日本の小説から、色とりどりの八作を収録。名だたる作家の短編を堪能できる、シリーズ第四弾!

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年東京都生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞

恩田陸 : 1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に選ばれデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞を受賞

川上未映子 : 大阪府生まれ。2007年『わたくし率イン歯ー、または世界』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞しデビュー。08年『乳と卵』で芥川賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞と紫式部文学賞、13年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞を受賞

津村記久子 : 1978年大阪府生まれ。2005年「マンイーター」(『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞しデビュー。09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、23年『水車小屋のネネ』で谷崎潤一郎賞を受賞

松田青子 : 1979年兵庫県生まれ。2013年『スタッキング可能』でデビュー、同作で14年、Twitter文学賞国内篇第1位。19年「女が死ぬ」英訳版でシャーリイ・ジャクスン賞短篇部門最終候補にノミネート、21年『おばちゃんたちのいるところ』英訳版で世界幻想文学大賞を受賞

宮部みゆき : 1960年東京都生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。93年『火車』で山本周五郎賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年に司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。主な著書に『ソロモンの偽証』、「三島屋変調百物語」シリーズなど

森絵都 : 1968年東京都生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞を受賞。主な著書に『永遠の出口』『獣の夜』など

森浩美 : 1983年より作詞家として活動。SMAP『青いイナズマ』、KinKi Kids『愛されるより愛したい』など数多くのヒットナンバーを手がける。2006年『家族の言い訳』で作家デビューし、『終の日までの』に至る家族小説短編集をシリーズ刊行、ベスト版として『家族のかたち』がある。主な著書に『こころのつづき』『ほのかなひかり』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぼっちゃん さん

    1日10分シリーズ第4弾。派遣切りに会った息子と大手企業に勤めていたのにリストラにあった父の物語『出発』/石田衣良。離婚した娘を思う父親を描いた『父の背中で見た花火』/森浩美が良かった。

  • ひさか さん

    石田衣良:出発、恩田陸:私と踊って、川上未映子:アイスクリーム熱、津村記久子:給水塔と亀、松田青子:愛してた、宮部みゆき:決して見えない、森絵都:太陽、森浩美:父の背中で見た花火、の8つの短編を2024年2月双葉文庫刊。1日10分シリーズ4作目。松田さんの不思議さが心地よい。森さんの歯科医が素敵で面白い。いずれのお話も楽しさがありました。

  • 檸檬の木 さん

    世界17言語で翻訳されラジオ放送された、1日10分シリーズ。8人の作家で綴ったアンソロジー。一人称の主人公で語った作品揃いで、どの話も読みやすい。石田衣良さん『出発』長年ギクシャクしていた父と息子が再出発する話。森浩美さん『父の背中で見た花火』離婚した娘の子どもを預かる年老いた父親の話が良かった。松田青子さん『愛してた』の怪奇な蝋燭の話、宮部みゆきさん『決して見えない』赤い糸ならぬ「黒い糸」のゾクゾクとするホラーの様な話はラジオで聴いてみたい。シリーズは他に遡って「しあわせ」「ごほうび」「ときめき」。

  • Tanaka9999 さん

    2024年発行、双葉社の双葉文庫。8編。タイトルどおりNHK国際放送が各国語に翻訳して朗読した作品の一部。宮部みゆき『決して見えない』底本一覧を見る限りとびぬけて古いと思われる作品で、最も怪異な点が出てくる作品。唯一の既読。ラストに最初に戻るのが恐怖。なのだがおそらく複数日にわたる朗読でそれがうまくでたのだろうか。津村記久子『給水塔と亀』日常を描いている作品の多いこの中でも、最も平凡かもしれない。しかし、年を取るってこういうことかな、と少し思う。

  • tetsu さん

    ★4 1日1編でしっとり味わうような本なのに、一気読みしてしまった。小説は人の人生を垣間見るような楽しみがあるが、8人の作家の趣のある話についついページをめくっていった。複数作家による短編集はサクッと読める割に面白さが凝縮されていてとてもお勧め。 このシリーズはぜひ今後も続けてほしい。

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石田衣良

1960年東京都生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞

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