チッチと子

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620107462
ISBN 10 : 4620107468
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
20cm,319p

内容詳細

息子とふたり暮らしの耕平は万年初版作家だったが、遂に直本賞候補に。周囲の変化に戸惑う耕平。一方で、不可思議な事故で死んだ妻を忘れられず…。変わりゆく親子の変わらない愛情を描く、感涙の家族小説。

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年、東京都生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社勤務を経て、1997年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN(フォーティーン)』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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子供が父親のことを「チッチ」と呼ぶのが可...

投稿日:2021/06/19 (土)

子供が父親のことを「チッチ」と呼ぶのが可愛くて、自分の子供にも一時期呼ばせようとしました。 同性同士の親子の掛け合いが可愛かったです。

りななな さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    主人公・シングルファーザーの万年初版作家、青田耕平に石田依良さんを重ねてしまう。作品はしだいに豊かになっていくが、やせ細る【幸福の王子】 虚構が殆どかもしれないが、サイン会の白い杖の女性ファンなど現実に有りそう。私は勝手な感想UPばかりしているけれど、読書メーター含めネットで自身の作品の反応、真剣に見つめる作家さんもいるのだろうな。ごめんなさい&ありがとうございます。直木賞など出版界の裏側が、全てでは無いにしろ垣間見れて興味深く読めました。三度目の候補で直木賞受賞の『4TEEN』読みますね、石田さん。

  • nyanco さん

    息子のカケルくんが可愛い。ちょっと幼く良い子過ぎに書かれている感じもするが、カケルのキャラがこうじゃないと話も成立しないかな。直木賞受賞までの過程は、さすが受賞経験者の石田さんなので、ふむふむこんな感じなのね…と興味深く読めた。読みやすく概ね○なのですが、女性の描写にはう〜ん…。外見的に女性を見る方だな〜と石田さんの女性観に引っ掛かりを感じてしまった。Amazonの感想で、この本もカバーの下は凝った装丁としり、図書館本、必死に覗いちゃいましたw。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    デビュー以来つぎは「くる」と言われ続けて10年がたつ作家の青田耕平は、小学生の息子カケルと二人暮らし。そんな彼らの悲喜交々を綴った物語。年齢の割に大人びたところがあるカケルでしたが、それでもまだまだ小学生。母親が急死したように父親も突然いなくなるのではと不安な気持ちを抱えていました。そんなカケルがとても愛おしかったです。出版業界の裏話や作家を続けることの大変さとかも知ることができて良かったです。この本を読むとあまり有名じゃない作家さんを応援したくなります。心温まる話で面白かったです!★★★★

  • takaC さん

    非常につまらなかった。作中の『チッチと子』や『空っぽの椅子』の方が面白そう。詠み人知らずならまだしも、直木賞受賞経験者が書くのはタブーなんじゃないの。あと、耕平の「やっ」には大変イライラさせられた。

  • barabara さん

    とても読みやすかった。私小説なんだろうか。直木賞って影響力半端ないのがよく分かった。子供はこまっしゃくれていて、リアルな感じはしなかったが、夢が生活に負けそうになりながらも淡々と自分のやるべき努めを果たす実直な一人の中年の姿、日本人なら皆好きなはずの人物像に最後まで好感触。

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石田衣良

1960年東京都生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞

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