猫を処方いたします。 3 PHP文芸文庫

石田祥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569904139
ISBN 10 : 4569904130
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

悩める患者たちに猫を処方していくニケ先生と千歳。彼らが待つ「予約の患者さん」がついに病院を訪れて――大人気シリーズ第三弾。

【著者紹介】
石田祥 : 1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。『猫を処方いたします。』が第11回京都本大賞、第13回うつのみや大賞文庫部門大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はにこ さん

    悩みを持つものだけが訪れることができる、「中京こころの病院」今回も個性豊かな猫ちゃん達が。そして悲しい過去も明らかになっていく。悪徳ブリーダーの話がニュースになることがあるが、猫がこんな目にあっていると思うとひたすら悲しい。そしてそれに巻き込まれた青が可哀想。そりゃトラウマにもなる。猫の習い事は新たな試みで面白かった。私も習いたいwこのシリーズまだ続いてくれそうね。

  • ミュポトワ@猫mode さん

    猫を処方いたします。3巻読了です。こういう本を読むとホント猫を飼いたくなる。俺は結構ネガティブ人間だから、怒られたりするとすぐ悩んでしまうのよ。だからそういう時には薬として猫が必要なのね。だから、猫を処方してもらいたくなるんだけど、でも、今の家はペット禁止だから飼えないんだよね。たぶん、この辺も縁なんだろうな。猫ちゃんと一緒に暮らすぞって覚悟を決めたら、不意に出会いが訪れる気がする。そんなことを思わせていただいたシリーズでした。縁って大事よね。出会うも別れるもそういう縁だったんだよね、結局。

  • Karl Heintz Schneider さん

    三作目ともなると、さすがにネタ切れになりそうなものだけど、今回「猫を処方する」じゃなくて「猫に習う」が出てきたりする。う〜ん、これはちょっと苦し紛れなのでは・・・。それはともかく、著者は猫の生態についてよくご存じの様子。「何匹か猫が釣れたせいで袖口がヨレヨレだ。」これなんか、実際に飼ってないと書けない文章だと思う。そして最終話では、ついに「予約」していた客がご来院。ついにこのシリーズもここまでかと思ったけど、どうもすっきりしない、次もありそうな予感アリアリ。

  • シナモン さん

    シリーズ3作目。読むのが辛い場面もあったけど、今作もニケ先生、千歳さん、処方された猫たちに癒されながら読了でした。 💘人間は言いたいことも言いたくないことも、飲み込む癖がありますからね。我慢したもんをゲボってする時、大抵やりすぎるから怖いですわ。

  • やっちゃん さん

    今作もほんわか。猫でメルタルが上昇するのは間違いないですね。ニャーって猫ひろしかよ笑。逆に物語の核心に迫る4章はかなり読んでてツラい。あまりに無責任すぎるだろう。隣人の存在も含めてホラーみたいになってきた。

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石田祥

1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。『猫を処方いたします。』が第11回京都本大賞、第13回うつのみや大賞文庫部門大賞を受賞(本データはこの書籍が

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