基本情報
内容詳細
生死のあわいに産まれ出ることばたち。前著『花びら供養』に続くエッセイ集第二弾にして追悼の書。『全集』未収録の文章のほか、インタビュー、対談、書評を収集。
目次 : 第1部 光(光の中の闇―わが原風景/ 手形の木―見田宗介さんへ/ 祖様でございますぞ/ もうひとつのこの世とは/ 魂の珠玉たち/ 外車の船/ 不思議なる仏法/ 憂悶のたゆたい/ 現代の恋のさまざま/ 「狂」/ 「わが国の回復を」)/ 第2部・祈(魂がおぞぶるう/ いま、なぜ能『不知火』か/ 水俣から生類の邑を考える/ 国の情はどこに/ 道づれの記―「鬼勇日記」を読む/ 「わが戦後」を語る/ 近代の果て/ 三・一一以降を生きる)/ 第3部・歌(風流自在の世界―『梁塵秘抄』の世界/ 「梁塵秘抄」後書について/ 後白河院/ 大倉正之助さん/ 沢井一恵さんのこと/ 地の弦―神謡集その一、沢井一恵さんの箏/ 言葉に宿り、繋いでゆく精神/ 書くという「荘厳」/ 含羞の句/ 私の好きな歌/ 〔対談〕言葉にならない声×池澤夏樹/ 〔対談〕苦しみの淵に降り立つ音×坂口恭平)/ 付録 書評(秘曲を描く/ 町田康『告白』について―「見てわからんか。笛吹いてんねん」 ほか)
【著者紹介】
石牟礼道子 : 1927年、熊本県天草郡(現天草市)生まれ。69年、『苦海浄土―わが水俣病』(講談社)の刊行により注目される。73年、季刊誌『暗河』を渡辺京二、松浦豊敏らと創刊。93年、『十六夜橋』(径書房)で紫式部賞受賞。2002年、朝日賞受賞。03年、『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』(石風社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2018年2月10日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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藤月はな(灯れ松明の火) さん
読了日:2018/09/19
chanvesa さん
読了日:2022/09/26
松本直哉 さん
読了日:2020/03/09
ちゃっぴー さん
読了日:2020/07/13
林克也 さん
読了日:2018/08/18
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