中国のメディアが語る中国経済崩壊の現場

石平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759310511
ISBN 10 : 4759310517
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

北京オリンピック終了後、中国経済が失速し崩壊を始めた。経済崩壊への怒涛の実状とは。中国国内の新聞紙を主とする中国の国内メディアの掲載記事や評論を素材に、著者独自の分析と論評で真相を解き明かす。

【著者紹介】
石平 : 1962年、中国四川省に生まれる。北京大学哲学部を卒業。1988年に来日。神戸大学文化学研究科博士課程修了。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を著して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、評論活動に入る。2008年4月より拓殖大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 謙信公 さん

    中国国内メディアの報道や論評から中国経済の現状を分析。彼の国の報道規制は凄まじいであろうに、それでもその実態が頻繁に報道されたのは、経済危機が深刻化し、もはや隠しきれないということ。2008年頃の状況だが、2013年現在、より現実味を帯びているようだ。中国GDPが世界一になるといわれて幾星霜。現実的に不可能だろう。日本の財界がひたすら中国一辺倒だったのを「アホか」と思って見ていた。お国柄を見れば痛い目に遭うのが想像できそうなものだが、14億人の潜在的な経済成長に期待していた財界は当てが外れたのではないか?

  • tetsu さん

    ★3 急速に発展した経済のひずみが中国国内に広がっている様子がわかる。労働集約的な産業で農村部の安い人件費に支えられた価格競争力で輸出によりもたらされた富が、貧富の大きな格差を生んでいる。 中間層がなく、欧米の景気後退による輸出の鈍化でちょっとやばいよ、中国。しかし、グローバルな世界では影響は中国だけにとどまるとは思えない。

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人物・団体紹介

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石平

1962年中国四川省成都市生まれ。1980年北京大学哲学部入学。1983年頃毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、四川大学哲学部講師を経て、1988年留学のために来日。1989年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課

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