存在論的中絶

石川義正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865031799
ISBN 10 : 4865031790
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
追加情報
:
365p;19

内容詳細

中絶は異なる生の肯定の条件である。反出生主義からフェミニズム、ケア論の前線まで、現在のあらゆる議論と対決しながら、カント、スピノザ、ベケットらを読みかえ、進化論、内部観測論なども導入しつつ、哲学の優生主義、そしてこの優生的な世界を拒絶する、全く新たな生と死の思考、そして自然と革命を開く衝撃の反哲学。

目次 : 第1章 中絶の哲学史/ 第2章 ヴァイオリニストと猫―生命倫理学について/ 第3章 「便所」をめぐる闘争―エントロピーについて/ 第4章 死の越境―主体化について/ 第5章 生殖するアンティゴネー―大江健三郎『水死』について/ 第6章 啓蒙のパラドクス―埴谷雄高『死霊』について/ 第7章 存在論的中絶―性選択について

【著者紹介】
石川義正 : 1966年生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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石川義正

1966年生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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