中国共産党、その百年 筑摩選書

石川禎浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480017338
ISBN 10 : 448001733X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
376p;19

内容詳細

二〇二一年で結党一〇〇年を迎える中国共産党。現在、約九二〇〇万の党員を擁する超巨大政権党だ。結党から三〇年足らずで中華人民共和国を建国し、七〇年以上にわたってこの国を統治してきた。「党がすべてを決定」「絶対服従」「鉄の規律」といった組織原理はいかにして形成され、最高指導者・毛沢東は、この党にどのような影響を与えたのか。世界史的な展開を視野に収めつつ、今日に至るまでの中国共産党の歩みを多角的に浮かび上がらせた最良の通史である。

目次 : 第1章 革命の党の出発(「中国共産党」の起源/ コミンテルン―中共DNAの来源 ほか)/ 第2章 権力への道(農村革命と中華ソヴィエト共和国―革命根拠地という場/ 長征―党自立への転機 ほか)/ 第3章 毛沢東とかれの同志たち(毛沢東を知ることの意味/ 毛沢東のパーソナリティ―どんな青年が共産党員になったのか ほか)/ 第4章 人民共和国の舵取り(巨大政権党の今昔/ 戦争の中の船出―新生国家の原体験 ほか)/ 第5章 革命を遠く離れて(脱文革の模索―何が中国共産党をもたせたか/ 「改革開放」の光と影―一九八九年の民主化運動 ほか)

【著者紹介】
石川禎浩 : 1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科史学科修士課程修了後、京都大学人文科学研究所助手、神戸大学文学部助教授を経て、京都大学人文科学研究所教授。京都大学博士(文学)。中国近現代史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nnpusnsn1945 さん

    中国共産党の歴史についてまとめられた本だが、今日の政策(例えばデジタルレーニン主義、民族問題、コロナ対策など)にも触れられている。文体は平易ながらも、党の歴史を通じて中国近代史の勉強にもなる。日本との関係は、創設にも関わりがあったようだ。『共産党』という用語は日本語からである。流行歌や宣伝(共和国の初期にはスピーカーを使用したらしい。)について多く言及されていたのは卓見である。元はフランスの物で、ソ連の国歌でもあったインターナショナルや、東方紅といった歌があるが、現在革命歌は流行っているのだろうか。

  • 小鈴 さん

    めっちゃ面白い。二章までについて感想を。「中国では、共産主義思想はその初発から、ボリシェヴィズムとほぼ同義のものとして理解され、受容」、「中央集権的組織原理、鉄の規律に代表される顕著な前衛主義、中央と各支部間のハッキリした上下関係など、今日の共産党の活動原理と見なされているものは、すべてコミンテルン、あるいはその中核足るロシア共産党の起源」30。マルクス主義の思想はアジアの先進国日本から書籍を輸入(日本語の翻訳を中国語に)したが、活動方法はソ連の指導による。鉄の規律、絶対服従の精神はコミンテルン由来!。

  • 崩紫サロメ さん

    中国共産党通史。1949年以降は党単体で論じることは難しく国家と不可分なものとなっていく。大躍進や文化大革命を引き起こした「暴君」となった毛沢東について、自ら暴君になったというより暴君となることを支持されていたという指摘(p.270)。これは現代の強固な中央集権体制についても言えることかもしれない。各章の後に設けられたコラムでは、その時々の流行歌を通して、中国人の心性を垣間見ようとする試みがあり、興味深い。

  • 小鈴 さん

    党員の推移。人民共和国建国後の党員(448万人)は大卒は1%、非識字率が7割だったが、2019年には50.7%(党員9191万人)。基盤階級(プロレタリア)は建国後は63.3%、1976年の69.2%をピークに低下し、1997年に50%を割り込み、2019年には34.8%まで低下。労農基盤の政党から富裕者、知識人を取り込む。党員の構成が労農階級から新興の社会階層や高学歴者にシフトしたことで脱「共産主義イデオロギー」化が進み、党の存在意義や歴史的役割も変化していった。318-320

  • 小鈴 さん

    必読書オススメ。天安門事件、民主化運動を弾圧したのはなぜか。長老が体制死守する気持ちは共産党成立から奇跡的な国家樹立を流れを読むとわからないもでない。国家樹立までのあの苦労を思うとそれを揺るがすものは許せないだろう。生存者バイアスかもしれない。もちろん弾圧は許されないが。民主化運動の弾圧により共産主義イデオロギーの輝きを失うとともに中華ナショナリズムとして生まれてくるのが「反日」なんですね。毛沢東、人民では一体感が持てなくなるときに現れるのが、敵国日本という亡霊だった。愛国教育とセットの反日の亡霊。

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